腕からくる肩こりに効果的な筋膜リリース
前回は手からくる肩こりというお話をしましたが、今回は腕からくる肩こりに効果的な筋膜リリースのお話です。
筋膜リリースって最近テレビなんかでも流行っていますが、いわゆる筋肉を包んでいる膜が筋膜で、それが筋膜同士で癒着してしまうと、コリや痛みの原因になるので、その癒着を取り除きましょうということなのです。
今回は腕からくる肩こりということですが、現代はやはりパソコンを使う人はたくさんいます。パソコンを使う時、腕や手はどのようになっているでしょう。
肘を少し外側に張り、腕は少し内側にねじられた状態になっているのがわかりますか?
つまり現代人の腕は内側にひねられた状態で生活している人が多いのです。
そのねじれが肩に伝わり、首に伝わり、肩こりや首こりの原因になります。
そこで、今回はこの内側にねじられた腕を戻してあげて、肩を楽にさせる筋膜リリースをご初回します。
やり方は簡単。軽く手首から肘の間の部分(前腕と言います)を反対側の手で軽く握り、外へ外へと軽く雑巾を絞るように行います。
ただあまりきつくするのではなく、イメージとしては皮膚を軽くずらす感じです。
手首から、上に向かって少しずつ手をずらしていき、痛気持ちいい感じで皮膚を外側にずらしてみましょう。
事前に肩などを上にあげてみて、上がり具合だとか、痛みなどを覚えておいて、やったあとと前とで比べるといいと思います。
片腕だけでも20秒もいらないくらいで大丈夫なので、ちょっとした合間にやることをおすすめします。
①腕を軽く握ります。
②親指の方向へ皮膚をずらすように、行います。これを肘に向かって場所を移動させ数回行います。