腰痛の原因
腰痛にはさまざまな原因が考えられます。大きく二つに分けると…
① 背骨、筋肉の問題による腰痛
② 内臓器官の問題、ストレスなどの影響による腰痛
に分けることができます。
当院では主に背骨、筋肉の問題で起こっている腰痛に対処させていただいていますが、もし内臓器官の問題の可能性が考えられる場合は、医療機関をお勧めすることもございます。
また当整体院のサイトでは、これらの腰痛に関して解説させていただいておりますので、いったい自分の腰痛は何が原因なのか?ご参考にしてください。
では腰痛の原因に関して、どんなことが疑われるのか、病名も含めてお伝えしていきたいと思います。
まず上記の①の背骨、筋肉の問題ですが、一般的に多いのが、実は原因が分からないと言われる腰痛なんです。つまり病名もつかない腰痛。
なんとなく腰が重いとか、作業をすると腰が痛くなるなど…そういう状態で、整形外科に診てもらうと、たいていは、「骨には異常ありませんね。」「運動不足でしょう。」「腹筋と背筋をきたえたほうがいいですね。」「老化現象ですね。」など言われて、
「それでは湿布を出しておきますね。」で終わってしまう。こんな経験の方は多いのではないでしょうか?
いわゆる慢性の腰痛と言われるのがこの腰痛で、レントゲンを見ても何もわからないんです。特に筋肉の微妙な緊張などは、レントゲンには写ることはありませんから、原因がわからないというのも、納得はできます。ですから整形外科では対処できないのも事実なのです。
ではその原因はいったいなんなのか?「日常生活における姿勢の悪さ」やっぱりこれなんです。
人は、他の動物と違い、二足歩行をします。また手を上手に使うにあたり、右利き、左利きがあります。したがって、寝ている以外は常に腰への負担はありますし、しかも最近はデスクワークの方も増えているので、どんどん腰に負担がかかるわけです。
そうすると、日々の姿勢が悪くなり、腰周辺の筋肉が緊張を起こし、それにともない腰痛が起こるわけです。ここでは筋肉の構造など詳しい説明は省きますが、日々の生活が原因で腰痛を作り出しているのは間違いないのです。
そこをどうすればいいのか?この点については、「腰痛の予防」のところで改めて説明させていただきますね。またこの腰痛には妊娠中の腰痛などもこれにあたると考えられます。
さてそれでは、次に病名がついている腰痛に関してですが、腰痛に関係する病名で言うと、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症、
脊椎分離症、脊椎すべり症、ぎっくり腰、骨粗鬆症など、これらの病名に関しても、症状別の解説をしていますので、詳しくはそちらをご参照くださいね。
次に上記の②の内臓器官の問題とは何があるでしょうか?内臓器官の問題の腰痛の場合、腰痛だけではなく、内臓の痛みや違和感などが内臓の症状が起こるのも特徴の一つです。
消化器系の疾患
胃、十二指腸潰瘍、胆石、胆嚢炎、膵臓炎が原因の場合があります。
腹痛、血便、吐き気、嘔吐などの症状が見られることもあります。
泌尿器系の疾患
尿路結石、腎結石、腎盂腎炎、遊走腎、前立腺ガンが原因で
起こることもあります。症状としては排尿障害、血尿があらわれます。
婦人科系の疾患
子宮内膜症、子宮ガンが原因で起こることもあります。
おりものが増えて、不正出血を伴ってわかります。
循環器系の疾患
心筋梗塞が起きたときに背痛、腰痛が出てきます。
これらの症状のように腰痛だけではなく、内臓にも問題が考えられる場合は、お早めに医療機関を受診されることをお勧めいたします。
そして最後に腰痛とストレスの関係ですが、これはストレスが原因で自律神経に乱れが生じることで腰痛が起こると言われています。
自律神経はストレスの影響をとてもうけやすく、自律神経が乱れると、筋肉が緊張したり、血液循環が悪くなり、慢性的な腰痛が起こってしまうということです。
そのほかにも、ストレスにより、脳内の神経伝達物質の分泌に異常が起こってしまい、痛みを強く感じてしまうという報告もあるようです。
とにかく、ストレスの多い現代社会ですが、できるかぎりストレスをためない工夫も必要だと思います。
いかがでしょうか?腰痛にもさまざまな原因が考えられます。今のあなたの腰痛がどれに当てはまるのか?是非ご参考にしてくださいね。
腰痛関連のリンク
みやびカイロプラクティック療院
〒177-0053東京都練馬区関町南2-21-8コーポ栗原1階
電話番号 03-5991-9148
吉祥寺駅からの距離 1.5km