恵方巻きから顎関節症を語る
さて昨日は節分でしたので、今日は恵方巻きからお話したいと思います。皆さんは恵方巻きをガブッと口を大きくあけてほおばれますか?
口が大きく開けられない方は、たぶん無理でしょうし、大きく開けると痛みが出る方も多いのではないでしょうか?
口が開きにくい、口を開け閉めするとカクカク音がして痛い、頬やこめかみ、耳のまわりが痛む。こんな症状があれば顎関節症の可能性があります。
顎関節症は、アゴの関節に関わる病気の中で最も多く、主な原因は、噛み合わせ障害、歯ぎしり、ストレスなど。患者さんは40代が中心で、厚生労働省の調べでは歯科治療中の5%、20人に1人が悩んでいるとのこと。
またデータによると成人の46%がアゴに何らかの違和感を感じており、代表的な症状は、アゴの痛み、口が開かない、アゴを動かすとカクカクして痛い、の3つ。
こうした症状は、「顎関節痛」「開口障害」「顎関節雑音」と呼ばれ、いずれか1つ以上の症状があれば顎関節症の可能性が高いと考えられます。
アゴの動きの異常は、顎関節や咀嚼筋(そしゃくきん)に大きな機械的なストレスが加わるため。主な原因は噛み合わせ障害と歯ぎしり、食いしばりといったものです。
噛み合わせの障害があると顎関節内の下顎頭の位置や関節円板がずれてしまいます。また、ストレスで咀嚼筋の緊張が高まり、顎関節に大きな負担がかかることも症状を重くしています。
こうした状態が続くと、口が2~3センチほどしか開けられずに食べるのが辛くなり、無理に開けると痛んだり、噛みしめや歯ぎしりは筋肉疲労、血行障害を生じさせ、しこりができ、これが慢性的な頭痛や肩こりなどの筋肉障害につながったりもします。
顎関節症は、生活や仕事へも悪影響を与え、それ以外にも100種類以上の体の問題を引き起こすとも言われています。
当院では、顎関節症の患者さんに対しては、顎関節のゆがみを骨格的に矯正したり、顎関節に関係のあるところのリンパの流れを良くして、改善したり、頭蓋骨を調整して顎関節を正常な状態に戻していいくなど、
さまざまな角度からアプローチしていきますので、もしかして顎関節症?と思い当たる方は是非一度当院にご相談くださいね。
顎関節について詳しくはこちら→顎関節症について
みやびカイロプラクティック療院
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