上手な体の使い方
今日は患者様へのアドバイスで出たお話を皆様にシェアさせていただきます。
皆さんは自分の体をどのように扱っていますか?
なかなか難しい質問だと思います。
特に意識しない人も多いでしょう。またストレッチなどしてケアしているという方もいらっしゃいますね。
出来るだけ自分の体に意識を向けるというのは大切です。そして意識を向けるだけではなく、出来るだけ自分の体を丁寧に扱うというところが実は重要なのです。
私は多次元操体法というのを、ここ1年学んで来ました。そして常に言われることは患者さんへの触れ方です。
何も意識しないと、雑に触れていました。繰り返し繰り返し言われることで、自分の意識も少しずつ変わり、今では出来るだけ丁寧に優しく触れることを意識出来るようになりました。
それでも完璧ではありません。プライベートに戻ればやはり雑になってしまうこともまだまだあります。
まず何をどう丁寧にしていくかですが、結論を言うと、僕は自分の振る舞いに意識を向けるようになってから、いかに周りの方の普段の動きが雑かというのが伝わっています。
例えば、ドアを開け閉めする時に、「ガチャンと音を立てる」
モノをテーブルに置くときに、「ドスンと置いてしまう」
階段を上り下りするときに、「ドダバタ音をたててします」
これは全て雑な動きなんですね。
ものに対して雑な扱いをしている人は間違いなく自分も雑に扱っています。
自分の体を雑に扱えば、良くなるものも良くなりません。
まずは自分の周りのモノに対して、丁寧に扱ってみてください。
それを習慣づけることで、徐々に自分の体をいたわれるようになります。
これは1日、2日で習得出来ることではありません。日々の努力が必要です。でもこれを徹底していけば、必ず体にもいい影響が出てきますので、
是非普段の生活で雑に扱っているという自覚がある方は、少しずつ見直してみてはいかがでしょうか?日々の生活の参考になれば幸いです。