仕事が原因で強い腰痛が出てきた40代男性
今回は1週間前から強い腰痛に悩まされている40代男性の症例をご紹介いたします。
この男性は建設業のお仕事をされていて、現場でもかなり不自然な姿勢をとっていたり、車に長時間乗ったり、会社に帰るとデスクワークと、かなり体にご負担がかかっていたようでした。
元々腰痛はありましたが、1週間前から状態が悪化して今回当院にご来院されました。
また腰痛だけではなく、左肩も慢性的にコリや痛みを感じていました。
姿勢を検査してみると左肩が右肩に比べて2,5㎝も高く、腰骨の位置も左の方が右よりも2㎝ほど高く、さらに臀部の高さは、左右で大きく異なり、お尻の下のくびれは左にはありましたが、右にはくびれはありませんでした。
背骨の両脇の脊柱起立筋の高さも左右で異なり、左より右の方が盛り上がっているような状態でした。
このような状態で、骨盤は大きくゆがみがあり、更に首(頸椎)もねじれが生じている状態でした。
施術は座位の状態で背骨を緩め、肩甲骨はがし、上を向きやすくなる操体などを行い、
うつ伏せで、股関節、骨盤の調整、仰向けで足首から、股関節、骨盤の調整をしたのち、肋骨、腕、首の調整を行いました。
施術後は大変楽になられたようで、喜んでいただきました。
すぐさま2日後に再来院され、施術後の腰の状態をお伺いすると、痛みの度合いが80%改善、残りは20%ほどになったとのことでした。
左肩に関しても70%ほど改善して、残りは30%ほどでした。
ただ運転している最中に少し背中に痛みが出るということで、再び1回目と同様の施術を行いました。
その後4日後に3回目のご来院で、腰はほぼ痛みも改善し、左肩も痛みはなく違和感程度になりました。
とりあえず、最近出てきた強い痛みは改善されたようなので、しばらくはメンテナンスにお越しいただき、慢性的な問題を解決していく方向で検討していただきました。
この方のようにお仕事によっては、仕事での態勢がかなりきつい方もいらっしゃると思います。
いわゆる職業病で体のさまざまな部位が辛い方は是非ご相談くださいね。慢性的なゆがみが出ている場合は、そういったゆがみを調整することで、体は一気に楽になることが多いです。気になる方はご相談ください!