右肩、右腰の痛みに悩む50代女性
今回は半年前から右肩、右腰の痛みに悩まれている50代女性の症例をご紹介いたします。
痛みやコリを感じ始めたのは、2年ほど前からで、最初は肩が凝っているのが気になっていたとのことです。
その頃から右の肩が主にコリがあり、特に半年前から肩こりがひどくなってきたとのことです。
また右腰は4か月ほど前に痛みが出始めて、特に朝一の時間帯や動かし始めに痛みが出ているとのことでした。
それ以外にも右の鼠径部あたり(股関節・脚の付け根部分)の痛みもたまに出るとのことでした。
また3年ほど前の人間ドッグでは側弯症と診断されたこともあるということで、ここ数年でいろいろ不具合が出てきたことが考えられました。
辛くなるとたまにマッサージに行かれるような形でのケアはされていて、更にここ最近になってウォーキングも始めたということです。
まず姿勢分析すると、骨盤の歪みが大きくあり、お尻のくびれが左右高さが違っている状態でした。そして首(頸椎)の歪みも出ていました。
施術は足の指から調整していき、足首、下腿の調整、股関節のつまりなどもあったので、股関節の可動域制限を取っていく手技を行っていき、
更にカイロプラクティックによる骨盤矯正、頸椎調整を行います。
肩甲骨回りも硬さが強かったので、肩甲骨はがしを行い、若干右肩が前方に入っている巻肩の状態を調整していきました。
1回目の施術後、痛みがかなり取れたということで、10の痛みが2くらいに減ったとのことでした。
また体も動かしやすくなり、姿勢が楽になったとのことでした。
ただまだ日によって状況も違うことがあり、体が重い日もあるということでした。
その後、3回ほど施術を行い、元々辛かった右肩の痛み、コリがかなり楽になり、普段の生活ではあまり気にならなくなったそうです。
ただ腰はまだ少し痛みが出ることもあり、引き続き施術していきます。
その後2回ほど施術を行い、腰痛に関してもあまり感じなくなるようになりました。
しばらく続けて施術されていましたが、今後に関しては状況を見ながら、3週間に一度程度のメンテナンスでご来院される予定です。
体の痛みやコリが左右どちらかに偏って出る場合は、必ずといっていいほど、体の歪みが影響しています。
一時的なマッサージだと、改善するのは難しいですが、きちんとゆがみを取っていくことで、痛みやコリが軽減していきますので、
同様のお悩みがある方は是非一度当院にご相談ください。