左腕・左手のしびれでお悩みの40代女性
今回は約10日ほど前から左腕から手にかけてしびれが出てきた40代女性の症例をご報告いたします。
この方は1年ほど前に、首の痛みで整形外科に行ったところ、頚椎が狭くなっていると診断され、薬を服用しましたが、それでも改善せず、お近くのカイロプラクティックに月1~2回通って、去年の11月に通院を止めたそうです。
普段から首はたまに痛みがあり、肩こりは慢性的に感じており、腰痛もたまにあるような感じでした。
お仕事はデスクワーク中心のようで、姿勢も猫背っぽく、首には普段から負担がかかるような状態でした。
そして10日前から腕や手にしびれが出てきて、改善しないので当院にご来院されました。ご本人も姿勢が悪いと自覚されていて、頭が少し前に出ているような姿勢になっていました。
姿勢の検査をすると背骨の両脇の筋肉の高さが違っていて、右が高く、左が低い状態、また臀部の高さも同様に右のお尻の方が左よりも盛り上がっているような状態でした。頚椎もねじれが起こっており、体全体のねじれが、かなり気になりました。
また腰骨も左右で1㎝ほど高さが違い、骨盤のゆがみがしっかり出ていました。
施術は足の指先から、足首、膝関節、股関節、骨盤と調整し、肩周りが硬くなっていたため、関節と筋肉を緩め、肩甲骨はがしなどを行い、肩や肩甲骨の可動域を上げていきました。
頚椎も触ると、左全体に痛みがあり、そこに対してはカイロプラクティックにて矯正を行い、痛みはすぐに消失しました。
猫背特有の上部胸椎と言われるところが後ろに飛び出た形だったため、猫背を調整するように、胸を広げていく調整を行いました。
施術後は、ずいぶん首肩周りも楽になられた様子でした。
1週間後、再来院でしびれは前回の来院時よりは減っていましたが、うつぶせになった時に首を上げる動作でしびれが出てしまうということでした。
その後10日後、しびれは残り1~2割程度残っていましたが、再び施術を行い、その後しびれは取れたということで、改めて3週間後ご来院されました。
その後も姿勢を改善するためにご来院されていますが、腕と手にあったしびれは無くなり、今は生活に支障はないとのことです。
手や腕のしびれは、首から出ている神経が関係していることがほとんどです。頚椎の問題を改善させることで、手や腕のしびれなどは改善していきますので、
是非同じような症状でお困りの方は是非ご相談ください。