股関節の痛みを訴える50代女性

今回は約半年前から、左股関節の痛みに悩まれている50代女性の症例をご報告させていただきます。

 

元々2年ほど前から、長時間歩いたりすると、なんとなく左股関節に違和感が出ていたそうです。

ただたまに出る程度だったので、放置していたら痛みが治まってくるという状態を繰り返していました。

ところが半年くらい前から、少しずつ痛みが頻繁に出るようになり、痛みの度合いも以前と比べると強く感じられるようになり、

痛みが長引いている実感があったそうです。

 

そのまま様子をみていましたが、このまま痛みが続いたらどうしようという心配から、3か月前に整形外科に行かれました。

診断の結果は骨には異常がありませんということで、痛み止めなど処方されたものの、特に改善する兆しがなかったので、

近所の整骨院でマッサージと電気治療を受けるようになりました。

しばらく続けられましたが、その時だけ何となく楽になった気がする程度で、やはりこちらでも改善の兆しが見られず、当院にお越しになられました。

検査をすると、左股関節のつまりが強く感じられ、動きも右と比べて悪い状態でした。また骨盤には強くねじれが起こっていて、左足首も右よりも硬い状態でした。

施術は足首から頭まで全身に及び、体のバランスを整えながら、股関節回りの緊張を取る施術を行っていきました。

1回目の施術で、股関節の痛みが7割減り、動きもずいぶんよくなりました。その後、5日おきに1回、3回目の施術が終わった時には、痛みがほぼ取れて、違和感だけの状態まで改善しました。

その後1週間に1度を3回ほど行った時点で、股関節の痛みは改善し、違和感も無くなり、可動域も右の股関節と比べて90%まで改善しました。

その後2週間に1度、しばらく続けられましたが、元々あった腰痛も気にならなくなり、

以前は気づいていなかった、首や肩回りのコリもずいぶん楽になったということをおっしゃっていただきました。

股関節の問題は、なかなか整形外科では改善が難しい状態です。なぜならば、基本はひどくなるまで、対処療法で済まされてしまうケースがほとんどだからです。

経過観察しているうちに、何年か経ったのちに、更に悪化し、最終的には変形性股関節症と診断され、人工股関節をすすめられる方もいます。

そうならないように、特に股関節の問題は放置されないことをおすすめいたします。

同様に股関節の問題でお悩みの方は是非一度当院にご相談ください。

 

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