腰痛で手術を検討している大きく背骨が曲がった60代女性
今回はご紹介で来院された腰痛で手術を検討されているほど、背骨も曲がってしまった60代女性の症例をご報告させていただきます。
ご来院時の状態は正直改善出来るかどうか?難しいと言わざるを得ないお体の状態でした。すでに整体などはいくつも通ったが改善せず、毎日痛み止めを飲まないと痛くて生活が出来ない、歩くときは杖を使わないと歩けない、5分歩くと内臓が圧迫されくるしくて休まないといけない、腰痛で起き上がることも辛い状態。
病院では手術を勧められている。まっすぐ立てず、頭の位置が左に20㎝、前方に15㎝ほどずれたところにある。それによって体は斜め前方に傾き、背骨も大きく側弯している状態でした。
同時に20年前から躁鬱で心療内科にも通われていて、お話されていても少し頭がぼーっとされて、言葉がクリアに出てこないような状態でした。
とりあえずお体の状態は、骨盤のゆがみが大きくあり、背骨の側弯に伴い、首の状態も筋肉がパンパンに張った状態で、指が全く入りませんでした。
施術を行うにしても、ベッドの上で動く動作で腰痛が出るため、なかなか施術が進みません。
初回の施術後、このまま施術を続けるべきか、手術を勧めるべきか迷いましたが、とりあえず施術を続けても、改善にはかなりの時間がかかる可能性があるということを伝えました。
いったん様子を見て、そこから検討しますというお返事でしたが、その後、希望をもって通ってみるという選択をされました。
そこからは週に1~2回程度の施術を行いました。
施術自体はつま先から頭までのゆがみを整えていく作業ですが、最初の頃は、少しの動きでも痛みが伴い、施術してもすぐには痛みは取れませんでした。
しかし3回目の施術の際には杖を使わずに歩けるようになったと喜んでいただけました。少し前進した感じでした。
ただ電車に乗る際には、背骨がゆがんでいることで、左に倒れてしまい横の方にもたれてしまうくらいの状態が続いていました。
7回目くらいの施術で腰痛がだいぶ減ってきました。8日目には痛み止めを飲まなくて済むようになりました。
10回目の時には、腰痛は朝一、ベッドから起き上がる時にある程度で、少し動いているうちに日中の痛みは感じなくなりました。
その段階で初回来院時に頭が完全に左斜め前にあった状態(左に20㎝、前に15㎝)が左に1㎝、前に10㎝まで改善しました。
まだ首の猫背状態はありますが、ガチガチだった首や肩も柔らかさを取り戻せました。
更に躁鬱で頭がぼーっとした感じだったのが、しっかりお話も出来るようになり、素敵な笑顔も出るようになりました。
旦那様からは、前はおばあちゃんみたいだったけど、ずいぶん変わったね!と言ってもらったようで、ご本人も手術せずに、しかも2か月ほどでここまで改善出来るなんて信じられないと大変喜んでいただけました。
この方は、最後まであきらめず頑張っていただいたのでこのような結果を出せました。もう手術しか方法がないという状態まで行かれても、このように改善する例はあります。
是非同じようにお体の悩みで苦しまれている方も是非、当院の施術をお試しください。