腰痛・手足のしびれなどに悩む50代女性
今回は腰痛などに悩む50代女性の症例についてお伝えします。
この方は6年前に左の臀部に痛みが起こり、整形外科で診てもらったところ、腰椎すべり症と診断されました。
その後、どんどん悪化していくばかりで、特に改善の兆しはみられなかったとのことです。
そして4ヶ月前に、右腰に強く痛みを感じられるようになりました。同時に手足のしびれが出たり、右の手首の痛み、右腕、右肩、右首なども痛みが感じられるようになりました。
また頭痛も出てきて、月に数回出るようになりました。また冷えなども慢性的に感じられているようでした。そのような状況から5ヶ月ほど前に整体に通われたそうですが、一向に改善はされなかったようです。
そしてご来院され、お体の状態を検査すると、まず腰骨の位置が左右で1センチほどあり、臀部のくびれの高さも左が高く、右が下がっている状態、
うつ伏せになった時に両足を開いたところ、左側の方が大きく開いた状態になりました。
以上の点から、骨盤の前後、左右の歪みが強く起こっていることがわかりました。
施術はまずは座位で背骨の調整、右手から腕にかけての調整、右手首の腱鞘炎に対する調整、立位で肩甲骨~肩周りの調整など、
うつ伏せにて、股関節の調整、仰向けにて、足首、股関節、骨盤、肩周り、首の調整を行いました。
施術後、右腰の強い痛みは改善、ただし朝一は少し動きにくい状態があり、手足のしびれなども少し残るような状態でした。
1週間後、2回目の施術後、右腰の痛みは取れ、右手のしびれ、右足のしびれも取れた。体は全体的に軽くなり、動かしたい気持ちになれたとのこと。
その後週一のペースで来院、5回目の頃には、腰痛やしびれなどもあまり感じられなくなる。
その後、あいだをあけながら、定期的にメンテナンスをしていますが、以前のような不調は随分なくなり、日常生活を穏やかに暮らせているとのことです。
この方の場合は、お仕事で、変な体勢で車に乗るような習慣があったそうです。常に片足を上にあげて、体をねじる体勢だったようです。
それが長年続いたせいで、お体の歪みが強くでて、それが原因で慢性的に特に右半身に問題が起こっていました。
同じように普段、不自然な姿勢をする時間が長い人などは、特にお体の歪みが出て、問題が起こっている可能性もあります。
是非そのような方は一度お体の調整をオススメしたいと思います。