20年以上続く右腰の痛みに悩む30代男性
今回は20年以上も前から、右腰の腰痛にお悩みの30代男性の症例についてご紹介したいと思います。
この方の症状としては、腰の痛みと肩こり、そして猫背、またO脚も気になっていました。
また右足首を高校生の頃に骨折していて、その影響も少なからずあるかもしれないようでした。
主訴としては、座っていると右腰から臀部にかけて、張ってくるとのことで、これが20年以上続いているそうです。
左の腰も痛みはあるようですが、右と比べれば軽いとのこと。
肩こりや首コリに関しては、冬場の寒い時期に多く、特に右に出やすいとのことでした。
姿勢を診断すると、腰骨の高さが1.5センチ違い、骨盤の歪みが強く出ているのが明らかでした。左右の臀部の盛り上がりも違いました。
首はねじれが起こっていて、頸椎の歪みがありました。
施術ですが、座位で背骨の調整を行い、肩甲骨はがしなどによって軽く全体を緩めます。
また手から腕にかけての調整により、肩回りから肩甲骨回りの可動域が広がります。
横向きになり、更に肩甲骨回り、鎖骨の調整、カイロプラクティックによる骨盤矯正を行います。
仰向けでは足首からの調整をします。やはり骨折していた右足首は硬さが感じられ、可動域も悪い状態でした。
そして股関節、腰の調整、更に肩回り、鎖骨、首のカイロプラクティックによる矯正、脳脊髄液の調整など行います。
施術後、全体的に楽になり、その後2日後改めてご来院されました。
今までの右腰の痛みは約3割まで減り、ずいぶん楽になってきました。
その後5日後に来院されましたが、腰の調子も改善に向かっていましたが、
新幹線に3時間ほど乗っていた際に、やはり痛みが出たとのことでした。
その後、施術により、少しずつ改善に向かわれている状態です。
この方の場合は、20年以上前からということで、かなり慢性的に問題が起こっていたと思われます。
主には骨盤のゆがみが直接的原因と考えられますが、高校時代の足首の骨折などもかなり影響していると考えられます。
もし長い間同じところが、辛い場合も、施術してお体の歪みを正していくことで、改善が見込まれます。
もっと早く施術していれば良かったと思われる方も多いですので、お体のことでお悩みがあれば是非ご相談ください。