後頭部の頭痛の原因と解決策
当院にご来院される頭痛でよくみられる症状としては、後頭部が痛いという頭痛です。
そういう患者さんに大体共通するのが、後頭部の頭痛、首が凝っている、肩こりがある、背中が張っているなど、後頭部の頭痛だけではなく、上半身の特に肩や首の凝りを伴うケースが多く見られます。
またひどいと、頭痛とともに吐き気や目の奥も痛く感じたり程度もさまざまです。これらの症状を伴う、後頭部の頭痛はおおむね緊張性頭痛と言われます。
つまり首や肩の緊張が原因で、その緊張が後頭部にまで広がり、そこで頭痛を感じるということです。
その頭痛を改善させる方法としては、まずは首や肩の凝りを取り除く必要があります。
ご自身で何かするのであれば、まずは姿勢の改善です。姿勢が猫背姿勢であれば、頭の重さが首や肩に負担を与えているため、姿勢を変えて行く必要があります。
またデスクワークなど常に同じ体勢で仕事をしている場合も、首や肩の凝りにつながります。デスクワークをメインでされているのであれば、出来れば30分に1回、少なくても1時間に1回は席を立って、少しでも首や肩を動かすようにした方がいいでしょう。
それ以外にも首や肩こりには、温める方法も効果的です。特に首や肩は外の空気に触れる機会も多く、冷えやすい部位です。
冬ならマフラーなどで冷やさないようにしたり、また夏でも職場のクーラーが寒いという状態であれば、タオルでも何でもいいので首に軽く巻くのも有効です。
もちろんお風呂でしっかり首まで浸かってあげるのはオススメです。
また自分でマッサージしたり、ストレッチしたりするものいいですが、注意しないといけないのは、やり過ぎは逆効果になるということです。
あまりに強く揉んだり押したりすると、筋肉を痛める可能性があります。またストレッチもぐいぐい強くすると、筋肉がより硬く縮んでしまう可能性もあります。あくまで痛きもちいくらいのマッサージやストレッチにしてください。
それ以外にも頭痛薬で対処するという方もいますが、これはあくまでも対処療法です。根本的に改善は見込めませんし、緊張性の頭痛の場合は、頭痛薬が効かないケースが多いです。
また飲み続けると副作用などもあるため、たまにであればまだいいのですが、毎日飲んでいるというのは危険ですのでやめていただきたいと思います。
そして、整体で整えるというのも、もちろんオススメです。後頭部の頭痛の場合は、肩甲骨付近からしっかり緩めてあげて、首のゆがみなどがあれば、それを矯正してあげることで一気に首や肩が緩んでいきます。
首や肩が緩めば、自然に後頭部の頭痛は取れていきますので、なかなか自分でいろいろ試してみたけれど、後頭部の頭痛が良くならないという方は、是非当院にご相談くださいね。
みやびカイロプラクティック療院
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