正月太りにならないための対処法
今年も残りわずかとなってきました。そしてお正月を迎えるのですが、お正月になると気になるのが、正月太りですね。
しっかり食べてしまうけれど、体はそんなに動かさないために太りがちなのがお正月です。今回は正月太りにならないための対処法をお伝えしたいと思います。
まず最初に太ってしまう仕組みを簡単に説明します。
以前は油物をとっていたり、お肉を食べたら太ると言われていましたが、最近では以前の常識が変わってきました。
太るメカニズムを語る上で、重要なキーワードは【血糖値】です。
いわゆる血液中のブドウ糖の濃度です。
この血糖値が上がると、血糖値を下げるためにすい臓からインスリンが分泌されます。そのインスリンが出るとそのインスリンが脂肪を作るんです。
つまりインスリンが出れば出るほど、脂肪がついてしまうということです。
ではどうなると血糖値が上がるかというと、糖質のものを食べると血糖値が上がります。
代表的なものは、パンや麺類、米などの炭水化物、砂糖を使った食べ物や飲み物。じゃがいもや人参などの根菜類の野菜など。
これらの糖質を食べたり飲んだりすると、血糖値が上がるため、インスリンが出て、脂肪が作られます。
したがって、空腹時に糖質をなるべく摂らないようにする工夫も必要なのです。
空腹時に糖質を摂ると一気に血糖値が上がるため、インスリンも大量に分泌されます。ではどうすれば血糖値を一気に上げないようにすることが出来るのか?
それは食べる順番です。いわゆるフランス料理の順番で食べると一番良いでしょう。
最初にサラダなどの食物繊維の多いお野菜を摂って、そのあと、メインのお肉やお魚などのタンパク質、そして、最後にごはんやパンなど糖質のものを食べるようにしてください。
そうすれば、血糖値は緩やかに上がっていくため、インスリンの分泌も少なくてすみます。同じ食事でも食べる順番で太ることを抑えることが出来ます。
また以前には太ると避けられていたお肉なども、今ではタンパク質を摂るということで、たくさん食べても太らないと言われています。
基本はタンパク質をしっかり摂って、炭水化物を控える食事を目指してください。そうすれば、正月太りも避けられますよ。
ただ、お正月と言えば、お雑煮などお餅が美味しいですよね。お餅は糖質の塊なので、やっぱりお餅の食べ過ぎには注意してくださいね!