リハビリをしても良くならない五十肩に悩む50代女性
今回は整形外科にて、リハビリを続けながらも良くならない五十肩でお悩みの50代女性の症例をご紹介いたします。
この方は5ヶ月ほど前から左肩に強い痛みが出てきたのですが、なんとか自分で治そうと、動画を観ながら運動したり、ストレッチしたりしたのですが、逆に悪化してしまい、整形外科に行かれたそうです。
整形外科でレントゲンを撮ったところ、特に問題はないという診断が出て、ブロック注射などもしたようですが、特に良くなる感じはなく、整形外科にあるリハビリを勧められたそうです。
リハビリを続けて行っても、理学療法士の方には、姿勢が悪いとか、今までの生活を否定され、精神的にも通院が辛かったそうです。続けて良くなればいいのですが、よくなる気配がないため、四十肩を扱っている整体を探して、当院を見つけられました。
当院では最初に姿勢をチェックしました。体は猫背で、肩が少し前に入っている状態、肩も張っていて硬いのですが、本人には自覚なし、
腕は横から上げると、水平を超えたくらいから痛みが出ますが、通常の7割くらいは上げることが出来る状態、腕を前から上げると、通常の8割くらいは上げることが出来る状態でした。
四十肩でもガチガチで水平にも上がらない状態ですと、かなり時間もかかり、良くするのが困難になってきますが、ある程度可動性はあったので、早い改善が予想されました。
最初に座位で、腕の動きをチェックしたあと、肘の調整、鎖骨の調整、背骨の調整をトータル30秒ほど行ったあと腕を上げると、9割5分あたりまで腕を上げることが出来るようになりました。
ご本人もこれには驚いたようで、今までやっていたリハビリはなんだったのかといったご様子でした。
その後、肩甲骨はがしや肩周りの調整を行い、仰向けになって、足関節、股関節、骨盤の調整、更に腕、肩の調整、首はカイロプラクティックによる矯正を行いました。
たった1回の施術で、痛みも軽減し、腕の可動域も改善、帰られたあと、腕が動くのがあまりにも楽しくて、自分で動画を観ながらいろいろ動かしていたら、また痛みが戻ってきたようでしたが、2回目の施術で再び楽になりました。
痛みはかなり良くなりましたが、まだ一定の動きに対しては痛みが出る角度などもあるため、しばらくは通っていただきながら、こちらでお教えしたエクササイズを続けていただく予定です。
今回は1回の施術でもかなり改善しましたが、五十肩でもある程度可動域がある方は比較的早く良くなる方が多いので、是非お悩みの方はご検討ください。