右股関節が固く張っている50代男性
今回はコロナ渦でテレワークになり、運動不足や姿勢も影響して、体のバランスがおかしくなり、
さらに右の股関節が固く張っているということで、50代男性がご来院されました。
またテレワークの影響で肩の凝りもひどく、首から肩にかけてガチガチで、頭痛も出るとのことでした。
早速検査をしたところ、まず骨盤のゆがみが強く感じられました。それによって左右の脚の長さも違い、それが原因でご本人も体のバランスが悪くなったと感じられたと思われます。
骨盤のゆがみの影響もあり、右の股関節に負担が長年かかって、それにより、右の股関節の動きが、左と比べるとかなり悪くなっていました。
仰向けになり、膝を立てて左右に脚を倒した際に、右の股関節は左右どちらにも行きづらく、股関節の張りを訴えられました。
股関節の問題で考えると、初期から中期の変形性股関節症といえる状態でした。
この場合は、骨盤のゆがみとともに、股関節回りの筋肉を調整することで、改善をはかっていくことになります。
この患者さんは、股関節だけでなく、首肩もコリがひどく、以前には四十肩もしているということで、体全体の調整を行っていきました。
3回目の施術後にようやく、股関節の張りが取れてきて、4回目の施術で約8割程度張りが取れました。
それと同時に気になっていた腰痛はほぼなくなり、この頃には首や肩の張りもだいぶ治まって、頭痛も出なくなりました。
変形性股関節症の初期段階という感じなので、完全に以前と同じ状態にはなっていませんが、
日常生活においては、ほぼ気にならなくなったため、いったん様子をみて、今はひと月に1回のペースでメンテナンスにお越しいただいております。
股関節の問題は、ひどくなればなるほど、改善にも時間がかかり、最悪の場合、手術という選択をしなければならないこともあります。
違和感を感じることが多くなった段階で、是非当院のような整体で股関節や骨盤の状態を確認されることをお勧めいたします。
早くメンテナンスしていけば、ひどくなることもありませんが、痛みが強くなったり、可動域が明らかに狭くなった段階だと
改善にも時間がかかります。是非そうならないように、日ごろから自分の体の変化に気を付けておいてください。
今回のような症状でお悩みの方は是非一度ご相談くださいね。