四十肩とあごの歪みに悩む40代女性

今回は四十肩とあごの歪みに悩む40代女性の症例をご紹介いたします。

あごは15年ほど前から気になっていて、口を開けると左側だけカクカク小さく音がなる状態で、ご自身では左にあごがずれるという感覚がありました。

いわゆる顎関節症の症状で、特に女性に多い症状でもあります。

また半年くらい前から右肩に痛みが出て、四十肩の状態になったそうです。

それ以外の症状としては、首こり、肩こりがあり昔はもっとひどかったそうですが、今はあまり自覚がない状態でした。

四十肩の原因として思い当たる点としては、横向きに寝てしまうということでおっしゃっていました。確かに片側を下にして寝てしまう場合、筋肉や関節を圧迫してしまうので問題が起こることも考えられます。

早速検査したところ、まず骨盤にゆがみが見られました。わずか1㎝ですが左腰骨が右より高く、骨盤は左右前後の歪みがありました。

またゆがみが原因で臀部の高さが左右違っており、骨盤のねじれによって、左右の脚の開き方も違っていました。

頸椎にもねじれが生じており、顎関節に関しては少し右が詰まっているような状態でした。

施術ですが、まずは座位で背骨の調整、肩甲骨はがし、腕の調整を行います。これにより腕の動きが改善、前腕の凝りが消失しました。立位で脇回り、肩回りの調整をして、大胸筋の凝りが解消。

うつ伏せで、股関節、骨盤の調整、筋肉と関節を緩め、バランスを整えます。

横になり、カイロプラクティックによる骨盤矯正、そして鎖骨調整。最後に仰向けになり、足首からの調整、股関節、骨盤と更に整えていきます。

上半身は手首、肘、肩回りの調整を行い、右腕の可動域を広げていきました。

最後にカイロプラクティックによる頸椎矯正、そして顎関節矯正を行いました。

施術後腕の可動域が20度ほど改善。痛みは残るものの可動域が広くなって首肩も楽になられました。

施術当日と翌日は体がだるくなり、眠くなったようでしたが、これは体を改善するために休めろという脳からの指令なので、問題はないと説明。

またあごはだるさなどなく、あまり気にすることがなかったようでした。

その後4回の施術で右肩もほぼ左肩と同じくらいまで可動域が改善、あごに関しては、ほとんど気にならない状態まで改善しました。

顎関節症に関しては、あごの歪みがひどくなると、容姿にも影響が出るため、特に女性の方は早いうちに対策を講じるのが良いかと思います。

四十肩は個人差がありますが、早い場合は数回でもかなり改善する方もいらっしゃいます。同様のお悩みをお持ちの方は是非ご相談ください。

四十肩について詳しくはこちら

あごの歪み・顎関節症について詳しくはこちら

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