最近、小学生くらいから肩こりを訴えることが多くなってきているようです。

原因は何でしょうか？

最近は昔に比べて、全てにおいて便利になっています。子供の遊びも変化しています。

昔は、近所の空き地で毎日のように体を動かして遊んでいるのが普通でしたが、今では遊ぶような場所も減少していますし、遊ぶ内容も、外ではなく、家でゲームをしたり、パソコンをしたり、とにかく体を動かす機会が圧倒的に少なくなっています。

また家でゲームをしたりする一方で、小さいころから塾などの習い事が始まり、以前に増して体を動かせない状態になっています。

しかもポータブルのゲームなどでは下を向くような姿勢が多いため、小さいころから、首や肩に負担がかかり、肩こりが出てしまう子供も増えているという現状です。

仮にゲームをしていても、昔のように体を動かす時間がたくさんあれば、子供は回復力が大人よりも優れているため、肩こりなどを起こすこともないのですが、今の時代はそうではないようです。

肩こりが出てくると、同時に頭痛なども起こりやすく、集中力の低下などにもつながります。

まさかこの年で肩こりなんか出るはずがないと、親御さんは思われるかもしれませんが、これらの訴えは、今では決して珍しくありません。

子供からの訴えに是非耳を傾けて、手遅れにならないように、早い段階での治療をおすすめいたします。

なお当院にお越しいただいたお子様には、治療だけではなく、普段の姿勢の指導も行なっております。ご両親が姿勢の指導をしても全く聞かないなど、お困りの方は是非ご相談ください。

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