骨盤はどのようにゆがむのか?
骨盤のゆがみには左右と前後のゆがみがあります。
「ゆがみ」と聞くと、骨が曲がったり変形したりするのを想像してしまいますが、骨盤のゆがみは骨自体が歪むのではありません。
骨盤を構成する4つの骨が左右または前後にずれることで、骨盤が支える骨格や内臓に支障をきたしてしまうことをいいます。
骨盤の「左右のゆがみ」とは?
骨盤は本来左右対称にできていますが、重心が左右に偏った状態を続けると、左右のどちらかに骨盤はズレて、左右の均衡が保たれなくなります。
上半身と下半身を支える骨盤が左右不均衡になると、上半身・下半身共に左右のバランスが崩れます。
足が左右異なる長さになったり、片方だけに肩こりの症状が現れたり、体の傾きによる症状が出るようになります。また、左右のゆがみは体のねじれの症状も引き起こします。
骨盤の「前後のゆがみ」とは?
骨盤の前後のゆがみとは、正常な骨盤がまっすぐに立っているのに対し、骨盤が前に傾いている(前傾)、または骨盤が後ろに傾いている(後傾)状態をいいます。
骨盤の左右どちらかだけ前後に傾いている場合と、骨盤の左右両方が前後に傾いている場合とがあります。
前後左右にゆがみのない理想的な骨盤とは?
ゆがみのない骨盤は、左右対称なまっすぐに立った状態の骨盤と言えるでしょう。
骨盤にゆがみがないと、骨盤から伸びた背骨も、頭も尾てい骨も、直線状に並び、姿勢がキレイに見えます。
また、骨盤の中の生殖器は順調に働き、内臓も活発に動きます。
骨盤は知らないうちに動いています。
骨盤自体は動かないと思っている人が多いのではないでしょうか。しかし、骨盤は一日の中でも開いたり、閉じたりを繰り返しています。無意識に骨盤は動いているのです。
どんな時に骨盤は開くのか?
ゆったりしている時や、安心している時に骨盤は開きます。最も骨盤が開くのは、眠っている時や、自分の趣味をしているとき、音楽鑑賞をしている時にも開きます。
どんな時に骨盤は閉じるのか?
骨盤はリラックスしている時に開くのに対して、緊張しているときやストレスを感じているときに閉じます。スポーツや仕事をしている時などに骨盤は閉じています。
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