腰痛でお困りの60代女性
今回は当院にご来院されている方からお母さまのご紹介をいただきました。
今回娘さんの出産を前に上京され、2歳のお孫さんの世話を主にされていました。
そのせいで1か月前から腰痛が悪化し、原因としてはお孫さんを度々抱っこすることが多いということ、また家事のお手伝いによるものでした。
またそれ以外では、右顎がガクガクしていて、開けにくい状況だということでした。
以前にもほぐし専門の整体には行かれたようでしたが、改善はしなったとのこと。
姿勢をチェックしたところ、肩の高さが左右で違う、骨盤が左が前傾、右が後傾しているような歪みがありました。
顎に関しては、口を開けると明らかに右側に下あごがずれる状態で、典型的な顎関節症でした。
施術は全身に対して行いました。まずは足先から神経と関節の調整を行い、ふくらはぎの調整、
操体法によるつま先上げ操法、また下半身においては、動脈や静脈の流れを改善させたり、下半身に関係する神経をすべて調整していきました。
それにより股関節のつまりが取れて、左右ともに動きが改善。
次に手から腕全体の調整、主な神経を施術し、指先や手首、肘の関節の調整、前腕と上腕の筋肉調整、
そしてうつ伏せになり、膝の調整をして、曲がる角度を改善させていき、骨盤回りの調整、腰方形筋の調整など行いました。
次に横臥位にて、骨盤矯正、腓骨調整、股関節調整、肩甲骨回りの調整、肋骨の調整を行います。
座位で肩甲骨はがし、肩甲挙筋の調整などなど行い、最後は仰向けで、カイロプラクティックによる頸椎調整、
神経の調整と脳脊髄液の調整で、首が一気に楽になっていきました。
施術後はとても楽になられたようで、とりあえずこちらにいる間は1週間おきにメンテナンスにお越しいただくことになりました。
2回目、3回目と施術を行い、腰は問題なくなりました。顎もだいぶ良くなったようですが、かなり慢性化しているために、大きく開けるとガクっとなるのは変わらずでした。
現在4回目を終えたところで、普段の生活においては何ら問題ないレベルに回復されました。
一旦ご実家に戻られるということですが、今後もしばらくこちらに来られるということで、その際に通院される方向でご検討されています。
お孫さんのお世話で、急に抱っこなどをされる場合は、いきなり大きな負担が腰に来るので、慢性的な腰痛が悪化される方は多いです。
同様に腰痛でお悩みの方は是非ご相談くださいね。
2022年7月5日 | コメントは受け付けていません。 |
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長年の股関節痛で悩む40代女性
今回は5年ほど前から、左股関節が毎年一定期間痛みが出るようになり、この2か月前から強い痛みで、股関節だけではなく、膝の痛みや背中の痛みまでひどくなってきた40代女性の症例をご報告いたします。
この方はご来院の際に、明らかに歩き方、姿勢がおかしい状態で、内股で歩き、膝もまっすぐ伸びず、足も疲れやすい状態で、その姿勢のために背中全体も強い張りがありました。
歩く際にもびっこを引いた感じで、それがもう2か月近く続いている状態でした。
それ以外にも肩こりは慢性的にあり、体全体が痛みに対して敏感でした。
こちらに来院される前に整形外科に行かれたようですが、レントゲンでは問題なしと診断され、こんなに痛みがあるのにどうして問題ないのか?と疑問に思い、当院にご来院されました。
まずは姿勢の検査を行いました。骨盤のゆがみ、頸椎のゆがみ、膝は完全に内股状態、へっぴり腰で、腰骨の高さは左右で1.5㎝違い、背骨の左右の盛り上がりも明らかに違っていました。
施術は足先の神経から調整していき、足裏、下腿、膝、股関節の調整を仰向けで行いました。
当院の股関節に対する施術は、よくある股関節回り、骨盤回りの施術だけではなく、足先から指先まで全て調整していきます。
また骨盤回りも、普通の整体では触れないような、内閉鎖筋、外閉鎖筋といった、マイナーであり、しかしとても重要な筋肉の調整を行います。
これにより、よほどひどい変形性股関節症でなければ、明らかな改善がみられます。
この患者様も施術後、明らかに歩きやすくなったと喜んでいただきました。
施術は下半身だけではなく、頸椎や腕、肩甲骨回りの上半身もしっかり施術していきました。
ひどい股関節の痛みがありましたが、施術後は10あった痛みが2くらいに減り、違和感が残るといった感じでした。
その後も5日おきくらいのペースで施術を行い、5回目あたりで日常生活は全く問題ないくらいまで改善していきました。
ただ元々の歩き方、姿勢の癖が強いため、今後もしばらくは通院しながらメンテナンスしていく予定です。
股関節の痛みが出るというのは、体において初期段階とは言えません。
痛みの出る順番としては、まず腰痛、肩こりなど体幹に起こります。それが慢性化して、股関節や膝、手や手首、五十肩などの問題が起こり、その先に自律神経の問題なども起こりやすくなります。
当院では特に股関節の問題には自信があります。股関節の問題は放置するといずれは変形性股関節症など手術が必要になるケースもあります。
そうなる前に、股関節のことでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
2022年6月20日 | コメントは受け付けていません。 |
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ぎっくり腰のような左膝の痛みを訴える60代女性
今回は左膝の痛みでご来院された60代女性の症例をご紹介したいと思います。
まず来院の際には娘さんに連れられて、バスなども乗れないのでタクシーで当院までご来院されました。
あまりに左膝が痛く、脚を上げるのも辛い状態でした。
お話を伺うと、数か月前から膝の違和感を感じられてはいたようですが、特に問題もなく、カーブスなどで運動されるくらい元気だったそうです。
自分でも他の方と比べても全く体に問題がない状態でここまでこられたとのことでした。
ところが、10日前から急に左膝の痛みがでて、ご本人曰く、左膝がぎっくり腰になったような痛みと表現されました。
ところが、その次の日にハイキングの予定が入っており、そんな状態のまま無理をして歩いてしまったため、
更に左膝の状況が悪化してしまいました。
その後、整形外科に行ったところ、このような状況でもレントゲン結果は問題なし。よくあるケースですが、この状態で問題ないという理由は画像診断において、骨などに問題がないということです。
しかし実際には歩けないような痛みが出ていて、これは筋肉などがかなり問題を起こし、患部も炎症しているような状況でした。
正直この状態を問題ないという整形外科の先生の対応には疑問ですが、これが整形外科が出来る対応なのだということです。
常に痛みがある状態でしたが、特に体重が乗ると痛みが強くなり、ちゃんと歩けない状態で、
また膝を曲げたところ、正常な膝と比べてかなり曲がりにくくなっていました。
検査をしたところ、骨盤の歪みが大きく出ていて、それも膝痛の原因だと考えられました。
また膝が曲がりにくいという状況は、太ももの前方の大腿直筋という筋肉が硬くなっている状態ですので、
施術によって、筋肉を緩めていくことで、膝がかなり曲がるようになりました。
また膝痛の場合は、足先から足首などもかなり影響するので、そこも丁寧に施術し、股関節の問題もとっていきました。
施術を終えると、今まであった強い膝の痛みがかなり軽減し、普通にスタスタ歩くことが出来るようになり、お帰りの際は、バス停に向かって普通に歩いて帰られました。
その3日後、再度来院され、膝の状態はかなり改善して、日常生活はほぼ問題なく過ごされるようになりました。
ただ完全に回復しているわけではなく、膝の曲がりなども、少し悪い状態でしたので再び施術により、更に改善させることが出来ました。
とりあえず2回の施術ですが、ご本人もこんなにすぐに歩けるようになるとは思っていなかったようで、びっくり驚かれていました。
完全に戻るには少し時間がかかるかもしれませんが、同様に膝の痛みで、日常生活に支障をきたしているような方でも、
きちんと施術してあげれば、改善はしていきますので、本当にひどくなる前の対処をご検討いただえればと思います。
ちょっとした痛みから、始まり、それが悪化して変形性膝関節症となってしまいます。
これが悪化して軟骨などすり減ってくると、なかなか改善が難しくなりますので、膝の問題は出来るだけ早く解決することをお勧めしたいと思います。
2022年5月31日 | コメントは受け付けていません。 |
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顎関節症でお悩みの20代女性
今回は口が大きく開かない、また開ける時に、片側にあごが大きくずれる、音が鳴るといった症状が7年以上前から続いている20代の女性の症例をご紹介します。
もう7年以上顎関節症の状態で、実際に口を開けてもらうと、指2本分くらいしか開かず、しかも開けた際に片側に大きくずれる状態でした。
口元の高さも最近気になっているようで、前から見ると左口元が少し高くなっていました。
明らかに顎関節に問題が起こっている状態で、大きく開けた際に痛みも感じるとのことでした。
それ以外の気になるところとしては、O脚が強めに起こっていて、膝の高さが左右で少し違うなどありました。
首や肩に関しては、あまり自覚はないようですが、マッサージなどに行かれると、いつも凝っていると言われるそうです。
姿勢の検査をすると、まず腰骨の位置が左右で1.5㎝違いました。これは明らかに骨盤の歪みがみられました。
お尻の高さも左右で違い、お尻の下のくびれのラインも左はくびれがあるのに対して、右はくびれがない状態でした。
骨盤は前後の歪みや左右の捻じれなどもありました。
施術は顎周りだけではなく、全身に行いました。足の指から足首の調整、
腓骨、股関節の調整を行います。関節だけではなく、筋肉、神経へのアプローチも行いました。
またカイロプラクティックによる骨盤調整、首の矯正、顎の調整も行います。
肩周りは肩甲骨はがしを始め、動きを改善させるために肩回りの筋肉を調整していきます。
顎は外からの関節矯正だけでなく、顎関節に関係する筋肉を緩めたり、ゴム手袋をはめて、口の中から歪みをとる調整も行いました。
顎の改善に関しては、まず首の矯正をしただけで、少し顎の動きが良くなり、最後に手を入れて調整することで、かなり口が開けやすくなりました。
開ける際に横にずれていた顎もある程度まっすぐに開くようになりました。
また2本指くらい開けられる状態だったのが、3本以上開けられるようになりました。
ご本人も長年にわたって、顎関節の問題を抱えていらっしゃったので、1回目で、ここまでの改善があったことに大変驚かれておりました。
2回目は4日後に来られましたが、音はするものの、開きやすくなって、楽になられたとのことでした。
しばらく通院することで、更に安定的に改善させていく予定です。
このように、長年顎関節症で苦しまれている方も、改善していく可能性も高いので、是非同じような女屋井を持つ方は是非一度ご相談ください。
2022年5月13日 | コメントは受け付けていません。 |
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体が硬くてお悩みのバレエをしている10代女性
今回はバレエを本格的にされているのですが、最近体の硬さをコーチなどに指摘され、自分でもストレッチなどやっているが、なかなか柔らかくならないとお悩みの10代女性の方がご来院されました。
元々バレエをされている方なので、もちろん一般の方と比べると柔軟性は十分あるのですが、
やはり競技としてバレエをされている割には、少し股関節まわりの硬さが気になる感じでした。
スポーツをされている方は、基本的に体の柔軟性がなければ、やはりいい成績は残せないので、そういった意味では体のメンテナンスは必須になってきます。
まず検査したところ、骨盤や首などにゆがみがありました。
体の歪みはやはり股関節などの硬さに影響するので、首や骨盤矯正などを行ったうえで、それ以外の関節や、筋肉の調整を行います。
股関節の硬さは主に太ももの前後の筋肉が大きく影響します。膝がしっかり曲がるか?大腿前面の筋肉が収縮していると、しっかり膝が曲がりませんので、ここをストレッチします。
普通にセルフでやれるストレッチだと伸ばす限界があるため、通常以上に伸びるストレッチを使います。
同様に太ももの後ろ側のハムストリングスもストレッチしますが、これもセルフでは出来ないレベルのものを行いました。
それ以外には足や足首からの調整、ふくらはぎなども調整を行うことで、今までよりも可動域を大きく広げることが出来るようになりました。
また体は股関節が硬いと言っても、すべての筋肉がつながっていることから、上半身についても調整が必要になります。
今回の場合も特に、首回り、肩甲骨の動きを改善させ、手なども調整します。
施術後は、セルフでのストレッチ方法などお伝えし、体の癖などがあるので、それを気を付けるように指導させていただきました。
今回の方のように、アスリートの方はお体の痛みなどはなくても、常にケアをしていく必要があります。
よりパフォーマンスを上げるために、お体の調整を検討されている方は是非一度ご相談ください。
2022年4月27日 | コメントは受け付けていません。 |
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膝の痛みで歩行困難になった60代女性
今回は5か月前から左膝の痛みで、歩行が困難になっている60代女性の症例をご紹介いたします。
この方は当院にご来院されている息子さんからのご紹介で、5か月前から左膝の外側に痛みが出て、今では膝を曲げるのが辛く、また歩行も痛みでしっかり出来ない状態でした。
今までの経緯をうかがうと、まず出生時に股関節脱臼があり、50代前半に変形性股関節症と診断されました。
ただし股関節自体の痛みは年に1度くらいしか出ていないようでした。右股関節が開きにくい状態でした。
腰痛は50代半ばから出てきたようですが、それほど生活には支障はなかったようです。
またそれ以外にも足底筋膜炎が以前にあったようですが、今はそれも大丈夫になったそうです。
身体的にはいろいろ問題が起こり始めてから10年くらい経ちますが、整体などのお体の調整は特にされてきませんでした。
検査をすると、まず背骨が側弯している状態で、左右の筋肉の高さが明らかに違っていました。
骨盤も大きく歪み、首のねじれも起こっていました。
元々股関節の問題をお持ちなので、それがきっかけで体の様々な部位に負担がかかっていると考えられました。
施術はまず足、足首からの調整を行いました。そして膝ですが、膝の外側が痛いということでしたが、その場合、膝か筋という筋肉が凝り固まっているのと、腓骨という骨が変異していたので、筋肉と関節の両方から施術を行いました。
その後股関節、骨盤の調整、肩甲骨回り、首の矯正など、体全体のバランスを整えていきます。
1回目の施術の後、歩けるようになったと喜んでいただきました。痛みもだいぶ軽減したようでしたが、膝の外側の腓骨のところに違和感が残る程度になりました。
股関節は特に問題なく痛みなど出ることはなかったとのことです。腰は痛みはないものの怖い感じがまだ続いているとのことでした。
初回から5日後に2回目の施術を行いました。その後、今までは無理だった階段の上り下りも出来るようになり、平らなところを歩く時も、痛みはなく、ほんの違和感程度になり、歩きやすくなってきました。
腰も怖さが軽減してきているとのことでした。
その後も数回施術を行い、日常生活においてはかなり意識せずに生活出来ると喜んでいただきました。
この方の場合は、膝の痛みに至るまでに、股関節の慢性的な問題、そこから生じる様々な問題が体に起こり、最後に膝に負担がかかった形になりました。
ある程度初期の段階であれば、早い段階で良くなりますが、こういった10年以上放置していると、通常の場合は、相当改善に時間がかかることが多いので、
お体の不調を感じたら、まずは今どういった状態なのか?メンテナンスをされることをお勧めします。
2022年4月8日 | コメントは受け付けていません。 |
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肩こり・首痛で眠りが浅い40代男性
今回は肩こりや首の痛みに悩まされ、眠りが浅くなっている40代男性の患者さんの症例をご紹介いたします。
特に2年ほど前から、寝ている時に首や肩の痛みを感じるようになり、特に最近は眠りが浅く、ぐっすり眠れなくなったということで、当院にご来院されました。
また12年前には左鎖骨を骨折しており、そういったものも少なからず影響しているのではと考えられました。
更に左膝もたまに痛みが出るとのことでした。
普段はデスクワークで3~4時間は座りっぱなしで、それが首や肩に悪影響を及ぼしていると思われました。
姿勢を確認すると、まず右肩が左よりも1.5㎝高くなっており、背骨に対して左右の高さも違っていました。
腰骨の位置も1.5㎝の高さの違いがあり、骨盤などの歪みもありました。
また首や肩も、かなり慢性的に悪くなっているようで、かなり硬い状態でした。
施術は足の指、足、足首から調整していき、股関節、骨盤のバランスを整えていきます。足は体にとって土台の部分なので、ここに問題があると全てがおかしくなっていきます。
どのような患者さんでも当院では必ず足は調整していきます。
また股関節が骨盤の歪みなどには大きく関わっているので、動きを改善させていきます。この方の場合は、足の開きなど、左右差があり、それを関節の調整、筋肉の調整という順番で行いました。
肩こりや首痛がある場合は、もちろん首や肩の問題もありますが、
それ以外に肩甲骨、そして手から腕にかけてもかなり関係しています。
手、腕の緊張を取っていくことで、肩の可動性や首の動きも改善していきます。
最後に首はカイロプラクティックによる矯正、また脳脊髄液の流れを良くしていく手技を行います。
施術は首や肩もかなり楽になったようで、首から頭にかけてもスッキリしているようでした。
4日後、再来院され、調子は良くなり、施術後はよく眠れるようになったとのこと。また枕も合わないということだったので、タオルで作れる枕を提案し、寝ている時の首の痛みも無くなったそうです。
特に左膝の痛みはなく、体のバランスも良い感じだということでした。
また食事指導をしたところ、その後1週間で2キロの減量に成功し、3週間で5キロ痩せられました。
現在週一で施術を続けられていますが、体はかなり調子がいいようで、喜んでいただいております。
今後はメンテナンスに移行していく予定です。
今回の患者さんは首や肩の問題から、自律神経の乱れが起こっていたと考えられ、それにより睡眠障害が起こっていました。
首回りが調整されることで、自律神経も改善し、ぐっすり眠れるようになり、体調もかなり良くなられました。
同様に首回りが辛く、眠りの質が良くないという場合は、自律神経に問題が起こっているかもしれません。
そのような場合は是非一度ご相談くださいね。
2022年3月23日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:院長の施術日記
ぎっくり腰で真っ直ぐ立てない50代女性
今回はぎっくり腰で辛い状態の50代女性の症例をご紹介いたします。
症状としては3日前からなんとなく腰に痛みがあり、2日前の朝にぎっくり腰状態で、全く起き上がれず、腰に力が入らない状態になったそうです。
その日はなんとか安静にして、入浴されました。ところが、昨日起きたところ、前日よりも更に悪化した状態で、立てない、歩けない状態になってしまいました。
ご来院当日は、何とか旦那様に連れられて、お越しいただいたものの、まっすぐ立つのは難しく、相変わらず腰には激しい痛みがありました。
ちなみに普段は腰痛もあまり感じられておらず、急にぎっくり腰になられたとのことでした。
痛みとしては、もちろん腰全体の痛みがあるものの、特に左腰に強い痛みを感じられていました。
ぎっくり腰の施術の場合は、まずは立った状態で、姿勢を確認して、そのあと腰の回旋、側屈、前後の動きなど、やりやすい、やりにくいなど状況をみていきます。
そして立った状態で、まずは施術を行い、少しずつ腰回りの筋肉をやわらげていきます。ただし、ぎっくり腰の場合は患部に炎症が起こっているため、
マッサージなどは絶対に行いません。動きをみながら、少しずつ歪みを調整していきます。
ある程度、動きがとれるようになった段階で、うつぶせか仰向けで出来そうな態勢になってもらいます。
今回は仰向けの方が楽だったため、仰向けでまずは足首の調整を行い、スネの辺りの筋肉をほぐし、股関節までの調整を行います。
次にうつぶせになり、股関節、骨盤回りの調整、
横向きでは広背筋という脇の辺りの筋肉を緩め、肩回りも楽にしていきます。
最後にカイロプラクティックによる首の矯正で、今度はベッドに腰かけていただき、立ったり座ったりの動きをして、こちらがそれをお手伝いします。
するとまっすぐ立てなかった状態が、きちんとまっすぐ立てるようになりました。
もちろん炎症が起こっているため、痛みは残るものの、きちんと立って歩けるようになり、大変喜んでいただけました。
2日後、再び来院、前回の時よりも、普通に歩けるようになり、ズキズキする痛みも弱まってきました。施術は前回同様のものを行いました。
そこから更に2日後、前日仕事をしたようですが、まだ痛みはあるものの、なんとか普通に仕事を最後までこなせたようで、喜んでおられました。
だいぶ炎症が治まってきたので、通常に近い施術を行い、体のバランスをしっかり整えていきました。
とりあえず、腰の状態も良くなったので、通院は終了となりました。
このように当初は起き上がれない、ちゃんと立てない、歩けない状態の方でもしっかり整えてあげることで、早く改善していきますので、
ぎっくり腰でお悩みの方は是非ご相談ください。
2022年3月9日 | コメントは受け付けていません。 |
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頭痛・吐き気でお悩みの50代男性
今回は5年ほど前から肩甲骨回りの凝りから来る、頭痛、吐き気でお悩みの50代男性の患者様の症例をご紹介いたします。
この方はご紹介でご来院されましたが、神奈川の方からお越しいただきました。
5年ほど前から肩甲骨のコリが気になっていて、特に右よりも左の方が硬く感じられていました。
ところが最近では右側もコリを強く感じられるようになり、それがひどくなってきて、緊張性の頭痛が起こるようになりました。
湿布を貼ってしのいでいましたが、この半年前からは、頭痛とともに吐き気まで出てきて、かなりつらくなってきたそうです。
運動は犬の散歩で毎日30分ほど歩いていました。ご近所のマッサージ屋さんに通われていましたが、
一向に良くなる気配もなく、ご紹介で今回ご来院されました。
お体を検査すると右肩が左肩よりも1.5㎝高く、腰骨が左側の方が1㎝ほど高くなっていました。
骨盤の歪みがあり、頸椎のねじれも起こっていました。頭痛や吐き気の直接的な原因は、この首のねじれから来る緊張が影響しているようでした。
施術はまず座位にて、背骨の調整をして、全体的に身体を緩めていきます。肩甲骨に手を入れて、肩甲骨はがしを行い、背中の調整、腕の緊張からも肩こりや首コリが発生するので、手や腕の調整も行いました。
また立位で大胸筋を緩める調整を行い、大胸筋の痛みを解消。
うつ伏せでは股関節回りの筋肉の調整を行い、動きを改善させていきます。
仰向けになり、足首の調整で、足首を軽く動きやすくします。足首は体の土台になるところなので、調整は必須になります。
そして多次元操体法によるつま先上げ操法、膝倒し操法などを行い、
更に腸骨筋、大腰筋などの調整を行います。
腕から鎖骨にかけて調整した後、カイロプラクティックによる頸椎調整で、首のねじれをとっていきます。
最後に脳脊髄液の調整を行い、首の痛みが消失しました。
施術後は、かなり体のコリが解消されたようで、喜んでいただきました。
その後、予定があり、すぐにはご来院出来ませんでしたが、3週間後に再び来院。
その間、頭痛はなかったとのことです。その後2週間に一度のペースでしばらく来院されて、
仕事の後に軽く肩が凝ることはあっても、頭痛や吐き気は一切なくなりました。
今回は5年ほど頭痛で苦しんでおられましたが、頭痛自体はほぼ1回目の施術でなくなり、その後重ねて施術することで、普段の肩こりや首コリ、肩甲骨のコリもあまり感じなくなったそうです。
今でも積極的に2~3週間に1度のペースでお体のメンテナンスにお越しいただいており、お越しになるたびに、体がすごく楽になりましたと喜んでお帰りいただいております。
このように緊張性頭痛や吐き気は、特に上半身の緊張を取ってあげることで、楽になります。
薬を使っても、あくまでも対処療法に過ぎません。是非お体の調整をして、根本的に改善させてください。
同じようなお悩みを持つ方は是非一度ご相談くださいね。
2022年2月21日 | コメントは受け付けていません。 |
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四十肩でお悩みの30代女性
今回は四十肩でお悩みの30代女性の患者さんの症例についてご報告していきたいと思います。
実はこの患者さんは4年前まで当院に通われていました。結婚を機に引っ越しされて、遠方から通うことが出来ない状態でした。
10か月ほど前にご出産されて、家事や育児などの負担から4か月前から左肩が痛くて腕が上がらなくなり、
現在近くの接骨院に週に2回のペースで2か月通っているが、一向に改善しないため、
実家に戻ってきたタイミングで4年ぶりにこちらにお越しいただきました。
接骨院では主に、肩回りの筋肉のマッサージを中心に、電気などを当てる治療を行っているそうですが、改善しないので、高額なコースを勧められているそうです。
まずは検査ですが、腕は横から上げた時に90度をわずかに超える程度しか上がらず、前から上げた時も同様の状態。
痛みは肩の三角筋の側方あたりに出るようでした。
まずは左手の母指球を強く押した状態で腕を上げてみると、先ほどよりも上に上がりました。
間違いなくこの方の四十肩の原因の一つに手や腕の問題があると判断して、母指球、小指球に刺激を入れて、改めて腕を上げると先ほどよりも
高く上げることが出来ました。患者さんは、こんなに上がったことがなかったといきなりビックリされましたが、
そのあと、前腕への刺激、上腕二頭筋、上腕三頭筋、大胸筋、鎖骨下筋など、施術するたびに、どんどん腕が上がるようになりました。
更に足首や骨盤、股関節の調整、カイロプラクティックによる首の矯正を行い、最終的には左腕は80度くらいまで上がるようになり、大変喜んでいただきました。
その後、2日おきに集中的に4回の施術を行って、日常生活では強い痛みを感じなくなり、ある程度生活に支障をきたさないレベルに持っていくことが出来ました。
あとは、ご自身で少しずつでも改善出来るように、ご自宅で出来る手技をお伝えし、やってもらうようにしました。
今回は手や腕の問題が接骨院では見逃されていたため、そちらのアプローチを中心に、体全体のバランスを整えながら行いました。
同様に四十肩・五十肩に悩まれていて、整形外科や整体、接骨院など通ってもなかなか良くならない方は是非一度ご相談ください。
2022年2月7日 | コメントは受け付けていません。 |
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