膝を曲げると痛みが出る50代女性
こちらでは当院にお越しいただいた方の症例をお伝えしています。
今回は左膝の痛みがあり、特に曲げたとき、歩き続けたとき、階段を下りるときに痛みが強く出るという50代女性の症例です。
痛みが出始めたのは半年くらい前で、当初は長時間歩いた時に膝が痛くなるのを感じていましたが、数日経てば痛みも引いていたので、特に気にされていませんでした。
ところが、徐々に痛みが発生する頻度が増えてきたので、ご近所の整形外科でレントゲンを撮られましたが、特に骨には問題がないという結果で、とりあえず痛み止めとシップを処方されたそうです。
しかしその後も痛みは出てきたため、今度は知り合いの方に紹介された鍼灸院に行かれたのですが、何度か通って、一時的には良くなる気がしたそうですが、やはり歩いたり、正座のような姿勢をとると痛みが強く出るのは変わりませんでした。
そこで整体ではどうだろうか?と調べて当院をお知りになり、ご来院されました。
まずレントゲンで膝に異常がないというのは、非常によくあるケースです。
膝痛の初期段階では膝の関節に問題が起こるよりも、周りの筋肉に問題が起こっていることがほとんどなので、レントゲンでは全く問題は出てきません。
そしてもう一つは、膝は足首と股関節の中間地点なので、足首や股関節の問題が影響することがほとんどです。
今回もこの方の姿勢を確認したところ、大きく骨盤のねじれが起こっていることがわかりました。骨盤のねじれによって、股関節に影響を及ぼし、それが間接的に膝に影響していました。
つまりこういったケースの場合は、骨盤など、体のゆがみを取っていってあげるだけでも膝の痛みは取れていきます。
この方の場合も骨盤および、全身のゆがみを取り、さらに膝関節の調整を行うことで、1回目の施術で、膝の曲がりが悪かったのが、7割ほど改善し、曲げたときの痛みもかなり軽減しました。
その後4日後にご来院された際には、歩いた時には痛みを感じることもなく、日常生活ではほとんど気にならなくなったそうです。
ただ膝を曲げると、やはりまだ少し曲がりにくさがあったため、その後3回の施術を行い、痛みは出なくなり、同時に骨盤のゆがみも随分取れました。
またご本人的には、さほど気にされていなかった慢性的な腰痛も、気づいたら感じなくなったと喜んでいただきました。
このように膝の痛みは、膝だけをマッサージしたり、鍼を打っても一時しのぎにしかなりません。全体のバランスを整えたうえで、膝自体の調整をすることで、痛みが取れることがほとんどです。
もちろん膝が痛くなって何年も放置すれば、いずれは膝の軟骨がすり減り、整体でも改善に治すのが難しい状態になることもあります。
ただし初期段階であれば、きちんと対処すれば、しっかり改善出来ますので、だましだましされている方も悪化してしまう前に、是非一度、当院にご相談ください。
2024年11月20日 | コメントは受け付けていません。 |
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整体・整骨院・接骨院それぞれの違いは?
皆さんこんにちは!体が辛いときに思いつくのが、整体院、整骨院、接骨院、自分の症状だとどこに行けばいいのだろうか?と思ったことはありませんか?
いずれも身体の不調を改善するためにありますが、それぞれの目的や施術内容、資格などに違いがあります。是非参考にしてくださいね!
整体院
整体院は、主に「整体」という手技療法を用いて、身体のバランスを整えることを目的としています。整体は、筋肉や関節、骨格の調整を行い、身体の歪みを改善することで、痛みや不調を軽減する方法です。当院もこれに当てはまります。整体院では、以下のような特徴があります。
施術内容
整体院では、手技によるマッサージやストレッチ、骨盤や骨格調整などを行います。施術者は、身体の状態を観察し、個々の症状に応じたアプローチを取ります。整体と言っても、種類はたくさんあり、骨格を矯正するカイロプラクティックや、筋肉や筋膜にアプローチするもの、頭蓋骨から全身を調整したり、エネルギーを使って施術するものまで、千差万別です。
資格
整体師は特定の国家資格を持たない場合が多いですが、民間の資格を取得していることが一般的です。ちなみに当院も民間のカイロプラクティックの資格を習得しています。国家資格ではないため、保険などは適応されず、自費治療のみとなります。
整体院は施術者の経験によって技術や知識に差があるため、選ぶ際には口コミや評判を参考にすることが重要です。また先ほどお伝えしたように、たくさんの手技があります。まずはホームページをしっかり見て、院の特徴や手技の内容を確認してください。自分の症状は対応できるかなど、何か不明な点があれば、予約をする前に相談するといいですよ。
対象
整体院は、肩こりや腰痛、ストレスによる自律神経の不調など、幅広い症状に対応しています。また、リラクゼーション効果も期待できるため、健康維持や疲労回復を目的とする人にも利用されています。腰痛や肩こり、自律神経などを専門に扱う整体院も数多くあります。ちなみに当院はあらゆる体の不調に対応していますので、気になる方はご相談くださいね。
整骨院
整骨院は、主に「柔道整復術」という手技療法を用いて、怪我や痛みの治療を行います。整骨院は、特に外傷や運動による痛みの治療に特化しています。以下に整骨院の特徴を挙げますね。
施術内容
整骨院では、骨折や脱臼、捻挫などの外傷に対して、柔道整復師が手技療法を行います。具体的には、骨の位置を戻す整復や、筋肉の緊張を緩めるためのマッサージ、テーピングなどが含まれます。
資格
整骨院の施術者は、国家資格である「柔道整復師」を取得している必要があります。柔道整復師は、専門的な知識と技術を持ち、医療機関と同様に保険が適用される場合もあります。
対象
整骨院は、スポーツによる怪我や日常生活での外傷、慢性的な痛みなど、身体の外的な問題に対して対応します。特に、アスリートや運動をする人にとっては、怪我の予防や回復に役立つ施設です。ただし最近では整体院のように自費治療のメニューがあるところも増えています。
接骨院
接骨院は、整骨院と同様に柔道整復術を用いて治療を行いますが、名称や業務内容に若干の違いがあります。接骨院は、整骨院と同じく外傷に対する治療を行いますが、以下のような特徴があります。
施術内容
接骨院でも、柔道整復師による手技療法が行われます。整骨院と同様に、骨折や捻挫、脱臼などの治療が中心ですが、リハビリテーションや運動療法を取り入れている場合もあります。
資格
接骨院の施術者も柔道整復師の国家資格を持っています。整骨院と同じく、保険が適用されることが多いです。
対象
接骨院は、整骨院と同様に外傷や痛みの治療を行いますが、よりリハビリテーションに特化している場合があります。特に、運動機能の回復や強化を目的とした施術が行われることが多いです。こちらも自費治療を取り入れているところもあります。
まとめ
整体院、整骨院、接骨院は、それぞれ異なる目的や施術方法を持っています。整体院は、リラクゼーションや身体のバランスを整えることで、体の痛みや不調を取り除くことに重点を置いているのに対し、整骨院と接骨院は、主に外傷や痛みの治療を行います。
整骨院と接骨院は、柔道整復師の資格を持つ施術者がいるため、外傷に対する専門的な治療が受けられます。交通事故などの場合は相談されるといいと思います。
利用される方は、自分の症状や目的に応じて、どの施設を選ぶかを考えることが大切です。今はほとんどのお店がホームページがありますので、身体の不調を感じた際には、気になるお店をピックアップして、相談してから、自分に合った施術を受けることをお勧めします。
当院でもご相談があれば、お電話やメール、LINEなどでお気軽にお問合せくださいね。
2024年10月29日 | コメントは受け付けていません。 |
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静的ストレッチと動的ストレッチのメリット・デメリット
皆さんはストレッチしていますか?
体に痛みが出たり、凝りが出たり、あるいは体が硬くなってくると、ストレッチをすることで、症状が軽減します。
でも実はストレッチは大きく分けて、動的ストレッチと静的ストレッチの2種類があるんです。
簡単に言うと、じわっとゆっくりストレッチしたままキープするのが静的ストレッチ、グイグイ動かしながら繰り返しストレッチするのが動的ストレッチです。
今回はこれら2種類のストレッチのメリットとデメリットを説明しますね。皆さんの状況やお体にあったストレッチをうまく選択して、快適な身体を目指してくださいね。
静的ストレッチと動的ストレッチは、運動前後のウォームアップやクールダウンにおいて重要な役割を果たします。それぞれのストレッチには特有のメリットとデメリットがあり、目的や状況に応じて使い分けることが大切です。
静的ストレッチ
◆特徴
静的ストレッチは、筋肉を一定の位置で伸ばし、その状態を数秒から数十秒間保持するストレッチ方法です。一般的には、運動後のクールダウンや柔軟性を高めるために行われます。
◆メリット
1. 柔軟性の向上: 静的ストレッチは、筋肉や腱を伸ばすことで柔軟性を高める効果があります。特に、筋肉の緊張を和らげるのに効果的です。
2. リラクゼーション効果: ストレッチを行うことで、心身ともにリラックスでき、ストレスを軽減することができます。
3. 怪我の予防: 筋肉の柔軟性が向上することで、運動中の怪我のリスクを減少させることが期待できます。
4. 筋肉の回復: 運動後に静的ストレッチを行うことで、血流が促進され、筋肉の回復を助ける効果があります。
◆デメリット
1. パフォーマンスの低下: 特に運動前に静的ストレッチを行うと、一時的に筋力やパフォーマンスが低下することがあります。これは筋肉が過度に伸ばされることで、力を発揮しにくくなるためです。
2. 時間がかかる: 静的ストレッチは、各ポーズを保持する時間が必要なため、ウォームアップやクールダウンの時間が長くなりがちです。
3. 不適切な方法による怪我: 正しいフォームで行わないと、逆に筋肉や関節に負担をかけ、怪我を引き起こす可能性があります。
動的ストレッチ
◆特徴
動的ストレッチは、筋肉を伸ばすだけでなく、動きを伴うストレッチ方法です。主に、関節の可動域を広げ、筋肉を温めるために行われます。運動前のウォームアップとして非常に効果的です。
◆メリット
1. パフォーマンス向上: 動的ストレッチは、筋肉を動かしながら行うため、神経系が活性化され、運動パフォーマンスを向上させる効果があります。
2. 関節の可動域の向上: 動的ストレッチは、関節を動かすことで可動域を広げ、運動の準備を整えるのに役立ちます。
3. 心拍数の上昇: 動的ストレッチを行うことで、心拍数が徐々に上昇し、身体が運動に適した状態になります。
4. 時間効率が良い: 動的ストレッチは、短時間で多くの筋肉を温めることができるため、効率的にウォームアップを行うことができます。
◆デメリット
1. 怪我のリスク: 動的ストレッチは、急激な動きや不適切なフォームで行うと、筋肉や関節に負担をかけ、怪我を引き起こす可能性があります。
2. 柔軟性の向上には限界: 動的ストレッチは、柔軟性を向上させる効果が静的ストレッチほど高くないため、柔軟性を重視する場合には静的ストレッチが必要です。
3. 集中力が必要: 動的ストレッチは、動きが伴うため、正しいフォームを維持するために集中力が求められます。
結論
静的ストレッチと動的ストレッチは、それぞれ異なる目的や効果があります。運動前には動的ストレッチを行い、筋肉を温めてパフォーマンスを向上させることが推奨されます。
一方、運動後には静的ストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を高めることが重要です。また体に痛みや凝りがある場合には、静的ストレッチによって、関節の可動域を広げ、筋肉の緊張を緩めることが出来るのでお勧めです。
それぞれのストレッチのメリットとデメリットを理解し、目的に応じて使い分けることで、より効果的なトレーニングや体の回復が実現できますので、是非日々の生活にストレッチを取り入れていってくださいね。
2024年10月13日 | コメントは受け付けていません。 |
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整体やマッサージを受けた後の揉み返しと好転反応の違いを詳しく説明
今回はマッサージをした次の日に、揉みすぎてしまって痛みが強く出てしまうものや、整体などをした翌日に、痛みが強く出てしまうことについてお話したいと思います。
マッサージや整体を受けた後に感じる身体の変化には、「揉み返し」と「好転反応」という二つの現象があります。これらはしばしば混同されることがありますが、実際には異なるメカニズムや意味を持っています。ここでは、それぞれの特徴や原因、対処法について詳しく説明します。
揉み返しとは何か?
定義と原因
揉み返しは、マッサージや整体の施術後に感じる痛みや不快感のことを言います。施術を受けた部位が痛む、筋肉が張る、あるいは疲労感が増すなどの症状が現れることがあります。
これらの症状は、施術によって筋肉や組織が刺激され、血流が増加した結果、筋肉が緊張したり、微細な筋肉の損傷が生じたりすることが原因です。
メカニズム
マッサージや整体では、筋肉や関節に対して圧力やストレッチが加えられます。この刺激が過剰になると、筋肉の繊維が微細に損傷し、炎症反応が起こることがあります。この炎症が、痛みや不快感を引き起こすのです。また、筋肉が緊張している状態から急にリラックスさせると、逆に痛みを感じることもあります。
対処法
揉み返しを軽減するためには、施術後に適度な休息を取ることが重要です。また、温めたり冷やしたりすることで、痛みを和らげることができます。軽いストレッチや、ゆっくりとした運動も効果的です。
また揉み返しが強いということは、施術での圧が強いことが一番の問題になります。適度な指圧では揉み返しになりにくいですが、凝っているからといって、力任せにグイグイ押したりしていると、筋肉自体は繊維組織ですので、傷つけてしまう恐れがあります。
毎回そのような揉み返しがあるようでしたら、施術者の技術が足りない、あるいはとにかく強く押せばいいと思っているなどの可能性もあります。熟練者であれば、適度な圧で刺激出来るので、それほど揉み返しも起こらないでしょう。
また長年強いマッサージを受けられている方に多く見られるのが、肩や背中が異常に硬く、板のようになっていることです。これは長年にわたり、筋肉を傷められて、筋肉繊維がつぶれてしまっていることが考えられますので、こうならないように気をつけることも必要です。
好転反応とは
定義と原因
好転反応は、施術を受けた後に身体が一時的に不調を感じる現象ですが、これは身体が正常な状態に戻ろうとする過程で起こる反応です。好転反応は、身体が施術によって改善されるために一時的に不快感を感じることを意味します。例えば、疲労感や軽い頭痛、だるさなどが挙げられます。
メカニズム
好転反応は、施術によって血流が改善され、老廃物が排出される過程で起こります。体内の毒素や疲労物質が一時的に増加することで、身体がそれに反応して不快感を感じることがあります。
この反応は、身体が自己治癒力を発揮し、健康な状態に戻るための過程とされています。通常1~2日程度で、不快感は減っていくことがほとんどです。その後は逆に施術前と比べて、体が楽になっていく方が多いです。
対処法
好転反応が起こった場合は、無理をせずに身体を休めることが大切です。十分な水分を摂取し、栄養バランスの取れた食事を心がけることで、身体の回復を助けることができます。また、リラックスできる環境を整えることも重要です。施術後、多いのが体がだるくなるというものです。
これは体が回復する際に、休息が必要な場合、体がだるさを出して、ゆっくり過ごすように導いている現象でもあります。体の声に耳を傾けて、だるいときはゆっくり休まれることが良いでしょう。また先ほども述べた通り、好転反応は通常、数日以内に収まることが多いですが、長引く場合は施術者に相談することをお勧めします。
好転反応と思っていたら、実は本当にひどくされてしまったというケースもよく聞きますので、毎回好転反応のような状態が続く場合は、ご注意ください。
まとめ
揉み返しと好転反応は、どちらもマッサージや整体の施術後に感じる身体の変化ですが、その原因や意味は異なります。揉み返しは施術による筋肉の過剰な刺激によって生じる痛みや不快感であり、好転反応は身体が正常な状態に戻ろうとする過程での一時的な不調です。
どちらの現象も、施術後の身体の変化として理解し、適切に対処することで、より良い健康状態を目指すことができます。自分の身体の状態をしっかりと把握し、施術者とコミュニケーションを取ることで、より効果的な施術を受けることができるでしょう。
2024年10月4日 | コメントは受け付けていません。 |
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整体やマッサージを受けるとくすぐったい理由とは
整体やマッサージを受けるとくすぐったく感じる人が結構いらっしゃいます。
このくすぐったい感覚っていったい何なんでしょうか?今回はそんなお話をしたいと思います。
このくすぐったい感覚は身体の神経系や感覚の仕組みに関連しています。この現象は、身体の反応や心理的な要因が複雑に絡み合った結果として理解できます。
まず、くすぐりの感覚は、皮膚にある触覚受容器が刺激を受けることによって生じます。これらの受容器は、圧力や温度、痛みなどの刺激を感知し、脳に信号を送ります。
マッサージや整体では、筋肉や皮膚に対して圧力がかかり、これが触覚受容器を刺激します。特に、くすぐったく感じる部分は、皮膚が薄く、神経が豊富に分布している場所です。
たとえば、脇の下や足の裏、腹部などがその典型です。これは結構多くの方に当てはまるのではないでしょうか?
次に、くすぐりの感覚は、脳の処理によっても影響を受けます。くすぐりには「自発的な刺激」と「他者による刺激」があり、後者の方が強い反応を引き起こすことが一般的です。
これは、他者による刺激が予測できないため、脳が警戒心を持ち、過敏に反応するからです。整体やマッサージを受ける際には、施術者の手がどのように動くか予測できないため、無意識に緊張し、その結果、くすぐったさを感じることがあります。
さらに、心理的な要因も重要です。くすぐったさは、しばしば笑いや不安と結びついています。マッサージや整体中にくすぐったさを感じると、その感覚が不快であったり、恥ずかしさを引き起こしたりすることがあります。
このような心理的反応は、身体のリラックスを妨げ、施術の効果を減少させることがあります。
また、身体の緊張状態もくすぐったさに影響を与えます。ストレスや不安が高いと、筋肉が緊張し、感覚が過敏になることがあります。このため、マッサージや整体の際にくすぐったさを感じやすくなるのです。
当院の整体では、最初にいくつか検査を行いますが、その中に膝裏の痛みをチェックするものがあります。そうすると通常は痛みを感じる方が多いのですが、中にはくすぐったいと感じる方がいます。
そういった方は施術をするとすぐに膝裏のくすぐったさが消えるんですね。皆さん不思議がられますが、これは膝裏の凝りをくすぐったいと感じられているからなんですね。
リラックスした状態であれば、身体はより受け入れやすくなり、くすぐったさを感じにくくなるでしょう。
このように、整体やマッサージを受けるとくすぐったく感じるのは、身体の神経系、脳の処理、心理的要因、そして身体の緊張状態が複雑に絡み合った結果です。
もしくすぐったさが気になる場合は、ご相談くださいね!
中にはくすぐったくてマッサージは出来ないという人もたまにいます。そういった方は当院ではカイロプラクティックの矯正をつかったり、関節の調整を行ったり、筋肉を緩める時もストレッチ系のことをやることで、くすぐったくなく施術が出来ますので、是非お試しくださいね。
2024年9月24日 | コメントは受け付けていません。 |
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整体ともみほぐしの違いとは?
体のケアをお考えの方がまず考えるのが、マッサージなどのもみほぐし、
そして整体、それ以外では鍼灸などもあります。
ただいきなり鍼灸に行くのは抵抗がある方が多いため、一般的にはもみほぐし、
あるいは整体を選ばれる方が多いです。
今回は整体ともみほぐし、それぞれの特徴などをお伝えしたいと思います。
整体ともみほぐしは、どちらも体のケアを目的とした施術ですが、
そのアプローチや目的には明確な違いがあります。
以下に、それぞれの特徴や違いについて詳しく説明します。
・ 整体の特徴
整体は身体のバランスを整えることを目的とした施術法です。
主に骨格や筋肉、関節の調整を行い、身体の歪みや不調を改善することを目指します。
中には頭蓋骨から全身を整えたり、全身の筋膜の癒着を剥がしたり、
気を流して改善させるエネルギー療法などもあります。
整体師は、体の状態を観察し、必要に応じて手技を用いて調整を行います。
整体の施術は、以下のような特徴があります。
1. アプローチの幅広さ
整体は、骨格の調整だけでなく、筋肉や神経系にもアプローチします。
体全体のバランスを考慮し、全身の調和を図ることが重要です。
カイロプラクティックなども骨格を調整しながらも
同時に神経系や筋肉もアプローチします。
2. 手技の多様性
整体には、様々な手技が存在します。ストレッチや関節の可動域を広げるテクニック、
圧をかけて筋肉を緩める手法などが用いられます。
3. 個別対応
整体は、施術を受ける人の体の状態や悩みに応じて、個別にアプローチが変わります。
カウンセリングを通じて、どの部分に問題があるのかを見極め、最適な施術を行います。
4. 長期的な改善
整体は、単なる痛みの緩和だけでなく、
根本的な体の不調を改善することを重視します。
定期的に通うことで、体の状態を維持しやすくなります。
5. 体全身の繋がりを重視
もみほぐしは痛みの場所や凝っているところを重点的にほぐしていきますが、
整体によっては痛みと関係がある部位に対して施術を行うことも多々あります。
場合によっては、患部に触れずに痛みを取ることもあります。
マッサージなどと比べて体の繋がりを意識して施術するのも整体の特徴です。
・もみほぐしの特徴
もみほぐしは、主に筋肉の緊張をほぐすことを目的とした施術です。
リラクゼーションを重視し、ストレスや疲労を軽減するために行われます。
もみほぐしの施術には以下のような特徴があります。
1. リラクゼーション重視
もみほぐしは、リラックス効果を高めることが主な目的です。
心地よい圧をかけることで、筋肉の緊張を和らげ、
リフレッシュ感を得ることができます。
2. シンプルな手技
もみほぐしは、主に指圧や揉み、叩きなどのシンプルな手技が用いられます。
特定の部位に焦点を当て、筋肉を直接的にほぐすことが特徴です。
3. 短時間での効果
もみほぐしは、比較的短時間で効果を感じやすい施術です。
特に、疲れた部分を集中的にほぐすことで、即効性が期待できます。
もちろん整体も即効性がありますが、やられた感があるのはもみほぐしです。
4. ストレス解消
もみほぐしは、心身のリラックスを促進し、ストレスを軽減する効果があります。
多忙な日常生活の中で、短時間でリフレッシュしたい方に向いています。
・整体ともみほぐしの違い
整体ともみほぐしは、目的やアプローチが異なるため、
選択する際には自身のニーズに応じた施術を選ぶことが重要です。
整体は身体のバランスを整えることを重視し、
もみほぐしはリラクゼーションや筋肉の緊張をほぐすことを重視します。
整体は全身のバランスを考慮した施術であり、
もみほぐしは特定の筋肉に焦点を当てた施術です。
・まとめ
整体ともみほぐしは、どちらも身体のケアに役立つ施術ですが、
その目的や手法には明確な違いがあります。
自分の体の状態やニーズに合わせて、
適切な施術を選ぶことで、より健康的な生活を送ることができるでしょう。
どちらの施術も、心身のバランスを整え、
日々のストレスを軽減するために有効ですので、ぜひ試してみてくださいね。
2024年9月18日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:院長の施術日記
腰痛で手術を検討している大きく背骨が曲がった60代女性
今回はご紹介で来院された腰痛で手術を検討されているほど、背骨も曲がってしまった60代女性の症例をご報告させていただきます。
ご来院時の状態は正直改善出来るかどうか?難しいと言わざるを得ないお体の状態でした。すでに整体などはいくつも通ったが改善せず、毎日痛み止めを飲まないと痛くて生活が出来ない、歩くときは杖を使わないと歩けない、5分歩くと内臓が圧迫されくるしくて休まないといけない、腰痛で起き上がることも辛い状態。
病院では手術を勧められている。まっすぐ立てず、頭の位置が左に20㎝、前方に15㎝ほどずれたところにある。それによって体は斜め前方に傾き、背骨も大きく側弯している状態でした。
同時に20年前から躁鬱で心療内科にも通われていて、お話されていても少し頭がぼーっとされて、言葉がクリアに出てこないような状態でした。
とりあえずお体の状態は、骨盤のゆがみが大きくあり、背骨の側弯に伴い、首の状態も筋肉がパンパンに張った状態で、指が全く入りませんでした。
施術を行うにしても、ベッドの上で動く動作で腰痛が出るため、なかなか施術が進みません。
初回の施術後、このまま施術を続けるべきか、手術を勧めるべきか迷いましたが、とりあえず施術を続けても、改善にはかなりの時間がかかる可能性があるということを伝えました。
いったん様子を見て、そこから検討しますというお返事でしたが、その後、希望をもって通ってみるという選択をされました。
そこからは週に1~2回程度の施術を行いました。
施術自体はつま先から頭までのゆがみを整えていく作業ですが、最初の頃は、少しの動きでも痛みが伴い、施術してもすぐには痛みは取れませんでした。
しかし3回目の施術の際には杖を使わずに歩けるようになったと喜んでいただけました。少し前進した感じでした。
ただ電車に乗る際には、背骨がゆがんでいることで、左に倒れてしまい横の方にもたれてしまうくらいの状態が続いていました。
7回目くらいの施術で腰痛がだいぶ減ってきました。8日目には痛み止めを飲まなくて済むようになりました。
10回目の時には、腰痛は朝一、ベッドから起き上がる時にある程度で、少し動いているうちに日中の痛みは感じなくなりました。
その段階で初回来院時に頭が完全に左斜め前にあった状態(左に20㎝、前に15㎝)が左に1㎝、前に10㎝まで改善しました。
まだ首の猫背状態はありますが、ガチガチだった首や肩も柔らかさを取り戻せました。
更に躁鬱で頭がぼーっとした感じだったのが、しっかりお話も出来るようになり、素敵な笑顔も出るようになりました。
旦那様からは、前はおばあちゃんみたいだったけど、ずいぶん変わったね!と言ってもらったようで、ご本人も手術せずに、しかも2か月ほどでここまで改善出来るなんて信じられないと大変喜んでいただけました。
この方は、最後まであきらめず頑張っていただいたのでこのような結果を出せました。もう手術しか方法がないという状態まで行かれても、このように改善する例はあります。
是非同じようにお体の悩みで苦しまれている方も是非、当院の施術をお試しください。
2024年9月3日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:院長の施術日記
産後2か月で腰痛と恥骨痛に悩む30代女性
今回は産後2か月で腰痛と恥骨痛でお悩みの30代女性の症例をご紹介します。
この方はお二人目の自然分娩でのご出産で、一人目の際には特に痛みなどは出なかったということですが、
お二人目の妊娠の際に、腰痛が悪化して、さらに恥骨痛が出てきたとのことでした。
出産自体は安産でしたが、産後も引き続き腰痛や恥骨痛が治まらず、ご来院されました。
検査をすると、腰骨の位置の高さが左右で違ったり、骨盤のねじれがあったりと、かなり骨盤のゆがみが見られました。
それ以外にも首のねじれ、顎関節のゆがみ、肩の高さの違いや、足首の硬さ、股関節のつまりなども強く出ている状態でした。
ご本人としては、腰と恥骨に意識が行くようですが、体全体のバランスがおかしくなっていました。
施術は足首の調整から、股関節の牽引、圧迫、腰回りの調整、手の調整、肩関節の調整、肩甲骨はがし、カイロプラクティックによる骨盤矯正、頚椎矯正、また猫背になっていたので、それらの矯正も行いました。
最初にあった骨盤のゆがみも取れ、腰の回旋、前屈後屈なども可動域があがり、腕の上がりや、首の回旋運動、上下運動などもやりやすくなりました。
施術後は腰痛も恥骨痛もほとんど感じなくなり、喜んでいただきました。
その後、姿勢指導や赤ちゃんとの生活での注意点や、簡単なストレッチをお教えしました。
2回目は5日後にご来院されましたが、施術前と比べると、痛みはそれぞれ8割減といった感じで、かなり快適に過ごせたということでした。
ただどうしても抱っこしたり、授乳する際に腰がつらくなるとのことで、再び1回目と同様の施術を行いました。
施術後は前回以上に体の軽さを感じ、全身の可動域も更に向上した様子でした。
1週間後、3回目の施術。腰痛と恥骨痛はほぼなくなったとのこと。
ただ腰が楽になったおかげで、逆に肩のこりを少し感じるようでした。今回も全身調整を行い、初回と比べ、全体の筋肉の硬さが随分柔らかくなりました。
いったん痛みは無くなったため、メンテナンスに移行。とりあえずいきなり間を空けると、つらくなる可能性があったため、2週間、3週間と徐々に間を空けながら、現在は月一でメンテナンスにお越しいただいています。
その後は特にひどくなることもなく、日常生活を送られているとのことでした。
産後はどうしてもお子さんのお世話や抱っこなど、お母さんにとっては、体に負担が大きくかかってしまいます。
我慢をしてしまうと、症状が悪化する恐れがあるので、産後は出来れば2か月ぐらいから、お体のメンテナンスをされることをお勧めいたします。
2024年7月24日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:院長の施術日記
左腕・左手のしびれでお悩みの40代女性
今回は約10日ほど前から左腕から手にかけてしびれが出てきた40代女性の症例をご報告いたします。
この方は1年ほど前に、首の痛みで整形外科に行ったところ、頚椎が狭くなっていると診断され、薬を服用しましたが、それでも改善せず、お近くのカイロプラクティックに月1~2回通って、去年の11月に通院を止めたそうです。
普段から首はたまに痛みがあり、肩こりは慢性的に感じており、腰痛もたまにあるような感じでした。
お仕事はデスクワーク中心のようで、姿勢も猫背っぽく、首には普段から負担がかかるような状態でした。
そして10日前から腕や手にしびれが出てきて、改善しないので当院にご来院されました。ご本人も姿勢が悪いと自覚されていて、頭が少し前に出ているような姿勢になっていました。
姿勢の検査をすると背骨の両脇の筋肉の高さが違っていて、右が高く、左が低い状態、また臀部の高さも同様に右のお尻の方が左よりも盛り上がっているような状態でした。頚椎もねじれが起こっており、体全体のねじれが、かなり気になりました。
また腰骨も左右で1㎝ほど高さが違い、骨盤のゆがみがしっかり出ていました。
施術は足の指先から、足首、膝関節、股関節、骨盤と調整し、肩周りが硬くなっていたため、関節と筋肉を緩め、肩甲骨はがしなどを行い、肩や肩甲骨の可動域を上げていきました。
頚椎も触ると、左全体に痛みがあり、そこに対してはカイロプラクティックにて矯正を行い、痛みはすぐに消失しました。
猫背特有の上部胸椎と言われるところが後ろに飛び出た形だったため、猫背を調整するように、胸を広げていく調整を行いました。
施術後は、ずいぶん首肩周りも楽になられた様子でした。
1週間後、再来院でしびれは前回の来院時よりは減っていましたが、うつぶせになった時に首を上げる動作でしびれが出てしまうということでした。
その後10日後、しびれは残り1~2割程度残っていましたが、再び施術を行い、その後しびれは取れたということで、改めて3週間後ご来院されました。
その後も姿勢を改善するためにご来院されていますが、腕と手にあったしびれは無くなり、今は生活に支障はないとのことです。
手や腕のしびれは、首から出ている神経が関係していることがほとんどです。頚椎の問題を改善させることで、手や腕のしびれなどは改善していきますので、
是非同じような症状でお困りの方は是非ご相談ください。
2024年7月5日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:院長の施術日記
1年前から頭痛でお悩みの30代男性
今回は1年ほど前から頭痛でお悩みの30代男性の症例を報告させていただきます。
脳神経外科での診断は片頭痛でした。ご本人の原因としては、日々のストレスということで、普段からヨガやウオーキングなど、体を動かすことも常日頃からやっていたようですが、
なかなか頭痛が治まらないということでした。
頭痛は1年前から出だして、ここ最近どんどん頻度が上がってきたそうです。毎日もやっとしていて、週に3回くらい頭痛薬を飲む生活をされていました。
頭痛は側頭部がズキズキしたり、後頭部に痛みが出たり、ひどくなると吐き気なども出る状態でした。
また頭痛だけではなく、最近は首や肩回りがゴリゴリして凝っている状態で。また小さいお子さんもいるため、抱っこなどで腰の痛みも出る状態でした。
体をチェックしたところ、まず背骨の左右の筋肉の高さが違っていて、これは背骨全体のねじれが起こっていると判断出来ました。
お尻の左右の高さの違い、腰骨の高さの違いもあり、骨盤のゆがみも認められました。
施術は足の指から始まり、足首、股関節の調整、カイロプラクティックによる骨盤矯正、頚椎の矯正、肩関節矯正など。
左右のゆがみとともに、前後のゆがみも同時に取っていきます。
施術後は、体全体がとても軽くなったと喜んでいただき、その場では頭痛も消失しました。
数日後2回目の来院の際に、頭痛の状況を確認したところ、頭痛がなかったとのことで大変驚かれていました。
その後、週1回の施術を続けていき、その後も頭痛は一切でなくなったそうです。
もともと頭痛で来られていましたが、同時に首や肩のこりも気づけば随分楽になったようです。
現在も定期的にメンテナンスのために通院中ですが、頭痛薬も一切服用することもなく、日常生活がとても快適になられていると喜んでいただきました。
このように頭痛で長らく苦しんでいる方が、早ければ1回、あるいは数回で頭痛がかなり減ることは多々あります。特に頭痛の場合、たいていの方が首などに問題がありますので、
そこをしっかり調整してあげ、筋肉をゆるめることで楽になっていきますので、是非長年の頭痛持ちでお困りの方も是非一度当院の施術をお試しください。
2024年6月11日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:院長の施術日記