ひどい腰痛に悩む30代女性
今回ご紹介するのは2年前にぎっくり腰をして、それからずっと腰痛が慢性的に続いていて、たまにひどくなるという30代後半の女性患者さんです。
現在4歳のお子さんがいらっしゃって、週に3回ほど立ち仕事をしていて、腰の曲げ伸ばしがかなり辛くなり当院にご来院されました。
元々ヨガを教えたりしていたが、今は腰痛がひどいために、ヨガをするのも辛いとのこと。
痛みは腰の骨がピンポイントで痛むとのことで、痛みの度合いを確認すると通常の慢性的な痛み以上の痛みを感じられている様子。
検査してみると、まず腰椎が側湾していた。いわゆる腰の骨が真っ直ぐではなくカーブしている状態で、それによりピンポイントでの腰の痛みを感じられているようだった。
腰骨の位置、いわゆるウエストラインの高さが左右で違い、左の方が約1センチほど高くなっている。お尻の下のくびれの位置も左右で違い、左のお尻のくびれがあるのに対して、右のお尻の下のくびれはほぼない状態。つまり骨盤の歪みが強く起こっていた。
うつ伏せで、両脚を開いたところ、開き方に大きな違いがあった。このため骨盤のねじれも強く出ていることがわかった。
施術は座位で上半身の歪みを調整し、肩甲骨周りを緩める。また手や腕からの調整も行っていく。これにより肩の可動性が広がる。また頚椎の矯正を行う。
それからうつ伏せの状態から、股関節、骨盤の調整を行う。これにより骨盤周りの筋肉が緩み、股関節の可動性が良くなる。また脚を動かした時の腰の痛みも軽減。
骨盤の矯正を行うことで、お尻のくびれの左右差がなくなり、左右の腰骨の位置がそろった。
1回目の施術後、バランスが改善したことで、腰痛が軽減するが、元々が強い痛みだったため、痛みが3割減ほどにとどまった。
2回目同様の内容の施術を行い、その後今まであった、ぎっくり腰になりそうな痛みは出なくなる。
3回目の施術後には、だいぶ改善がみられ、元々あった痛みの2割程度に減少。まだ腰を反らした時に痛みが残る程度になった。骨盤のゆがみに対する普段おうちで出来るストレッチもこの段階からしてもらうようにした。
その後、普段の生活においてはほぼ問題ないくらいまで、腰痛が改善していく。同時に自分でも体を動かせるようになり、ヨガも再び再開している。
元々は腰痛と肩こりなどもあったが、そちらもそれほど感じなくなっている。
今回の患者さんの場合は、2年前からずっと腰痛がなくならず、それが日に日にひどくなっていました。そこでひどく心配されたようでしたが、施術を重ねることで、日用生活では問題ないレベルまで早い段階でもっていけたと思います。直接の原因は骨盤の歪みで、そこを改善することで楽になられました。
慢性的な腰痛がある方でマッサージなどでしのがれている方も多いですが、それだと骨盤などの歪みは解消されず、その場限りとなってしまいます。もう何年も腰痛が取れないという方は是非一度ご相談ください。
2019年11月12日 | コメントは受け付けていません。 |
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頭痛・首肩こり・腰痛・右腕の痺れを訴える30代女性
今回は首や肩、腰の痛み、そして頭痛、手のしびれを訴えられてご来院された30代後半の女性の症例をご紹介いたします。
まず首や肩に関しては、3ヶ月ほど前に寝違えてから、その痛みがずっと取れずに続いているとのことでした。特に左首から肩にかけての痛みが強いという状態です。
頭痛は、左側が強く、脳神経外科では問題ないと言われ、特にここ3ヶ月前からひどくなり、週に2回ほど頭痛が起こるとのこと。とりあえず頭痛薬でしのいでいる。
腰痛は慢性的で、ずっと介護のお仕事をされていて、仕事が休みだと楽になるそうです。
右腕のしびれは2年ほど前から起こっていて、2~3ヶ月でおさまるといった感じで、しばらくそれを繰り返されている。今回も2ヶ月前からしびれが出ている。
それらの情報に付け加えて、18年前に交通事故で鞭打ちをされて、通院歴あり。その後、寒い時など首などに痛みがあるとのこと。
また当院にご来院される前には、マッサージや鍼灸に行ったようだが、それほど改善は感じられず、当院にご来院されました。
まずは体の検査、腰骨の位置が左より右が1センチほど高く、またおしりの高さが左右で違うということで、骨盤のゆがみが出ている。
首は上部頚椎のねじれがあった。また顎関節も歪みを起こしている。
施術は、首、肩の調整から入る。左右の首のねじれだけではなく、体幹のねじれもあり、それを調整することで、腕の動きが改善される。首はカイロプラクティックによる矯正、顎関節の調整も行う。
腰に関しては、足首、股関節、骨盤矯正など、左右のバランスを整えることで、腰周りの筋肉が緩んでいく。
施術後、次の日に頭痛が取れた。また右腕のしびれもなくなった。同時に右腕が今までよりもずっと楽になったとのこと。
また首も全体的に軽くなる。ただ腰に関しては、お仕事での負担もあり、まだ痛みはあるとのこと。
ただ今までと比べて全く状態としては楽になったと喜んでいただけた。
今回の患者さんの場合は介護のお仕事をされているため、普段からお体の負担が多く、また聞き手をメインに使って、介護されているため、お体の左右のバランスが悪くなっていったと考えられます。
頭痛に関しては、首や肩の緊張から来る、緊張性頭痛で、今回は首や肩を調整し、楽になったことによって、頭痛も取れたと考えられます。
腕の痺れは首から出ている神経が、首の歪みによって圧迫されていたことが原因で、これも首を調整することで、しびれが取れたと考えられます。
同様に、首や肩こりがあり、腕にしびれなどが出ている場合は、是非一度ご相談ください。
2019年10月28日 | コメントは受け付けていません。 |
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肩・首の痛み、関節の可動域を広げたい40代女性
今回は首や肩の痛みを訴え、関節の可動域を広げたい40代の女性の患者様の症例をご報告させていただきます。
まず右肩を昔、中学、高校でバレーボールをしており、痛めることが多かったが、33歳の頃から2年間で2回ほど、強い痛みが出てきて、その当時ブロック注射を行ったそうです。
右肩は少し四十肩っぽい感じで、それほど強い痛みではないが、可動域は左と比べて悪く、腕も上げ辛くなっている。
首は28歳の頃、痛みがあった時に、整形外科で牽引治療を行ったが、その翌日に首に強く痛みが出てしまい、数日間動かせなくなってしまったようです。
その後、痛みや違和感を繰り返し、首としては、ストレートネックの状態でした。
また体の左右のゆがみを感じており、特に最近パーソナルトレーナーについて、筋トレをしているが、体の左右差や、関節の可動域が狭いことを気にされている。
また体重がわずかな期間で30キロ増えて、それを筋トレで10キロほど減らすことが出来たが、もう少し時間をかけながら痩せていきたいと思われている。
まず体の検査を行う。頚椎(首)の歪みがあり、全体的に首に軽いねじれが起こっている状態。また顎も右側に少しズレが感じられた。骨盤なども歪みがあったが、それほど大きなものではなかった。
ただ全体的に筋肉は硬く、肩の僧帽筋の辺りは張りが強く、押しても指がほとんど入っていかないような状態だった。首の可動域も狭く、腕も右肩が特に上がりにくい状態だった。
施術は座位の状態から、背骨全体を緩め、体の捻れを調整することで、第一段階として肩の可動域が改善する。脇周りの筋肉も緩めていき、カイロプラクティックによる頚椎矯正、
歪みが感じられた顎関節も調整、そして更に首の微調整を行う。およそ5分ほどで、首から肩にかけての可動域が広がり、首の痛みもかなり軽減する。肩の僧帽筋を触ると、施術前と比べてかなり柔らかくなったのがわかる。
次にうつぶせの状態から、股関節、骨盤周りの調整を行う。これによって、股関節の可動域が広がり、脚、骨盤周りが軽くなる。
更に仰向けの状態で、足首、股関節の調整を行う。操体法による、「つま先上げ」にて膝下の硬結を取り、ふくらはぎの痛みが取れる。
最後に立位で調整。体全体の可動域が広がり、首や肩の痛みもかなり軽減する。
約1週間後、2回目の施術。1回目の施術の後、家に帰ってかなり体が楽になったのを感じられた。ただ1週間経つと少し戻ってきている感覚が出てきた。
2回目の施術も1回目の施術と同様の施術を行う。右肩は、まだ違和感が残っている状態だったため、今回はカイロプラクティックによる肩関節の矯正を行った。これにより、肩の痛みと重さがかなり取れた。
その後、5日おきに施術を2回行った。施術するたびに首や肩の可動域は広がっていくのを実感され、筋トレのパーソナルトレーナーからも、体がずいぶん変化していることを伝えられる。
ご本人も、施術をするたびに、体が軽くなる感じで、非常に喜んでいただき、満足されていた。
今後もデスクワークが続くため、筋トレと施術を並行して行いながら、体の調整をしていく予定です。
2019年10月15日 | コメントは受け付けていません。 |
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背中の強い痛み、頭痛、かかとの痛みがある40代女性
今回は背中の痛みなどを訴えられてご来院された40代女性の症例をご紹介したいと思います。
ご来院されたきっかけは、当日の朝、突然背中がピキッとなり、動けなくなったそうです。場所は右の肩甲骨辺りで、首を動かすのもツライ状態でした。
2019年9月28日 | コメントは受け付けていません。 |
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頭痛と吐き気に悩む40代女性の患者様
2019年9月9日 | コメントは受け付けていません。 |
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坐骨神経痛で右腰から太ももにかけて痛み
今回は50代女性で、坐骨神経痛で右腰から右の太ももにかけて痛みが出ている患者さんに対する症例をご報告します
。
症状としては、2週間前から右腰から太ももにかけて痛みが出ていて、それが通常の腰痛ではなく、坐骨神経痛でした。
2019年8月20日 | コメントは受け付けていません。 |
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膝の痛みで何度か水を抜いている40代女性
今回は半年ほど前から膝の痛みに悩まされている40代の女性の症例をご紹介いたします。この方は同じく膝の痛みで通われていた方からのご紹介でご来院されました。
半年くらい前から膝に違和感、痛みを感じるようになり、最初は左膝に水がたまり、今度は右膝に水がたまってしまい、それぞれ整形外科にて、水を抜いてもらったとのことでした。
2019年8月7日 | コメントは受け付けていません。 |
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緊張性頭痛でお悩みの患者様(2例)
2019年7月26日 | コメントは受け付けていません。 |
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股関節の痛みを訴えた60代女性
今回来院されたのは、2ヶ月ほど前から急に股関節に痛みが出てきたという60代後半の女性の患者さんです。
実は今回の痛みは初めてではなく、4年ほど前にも右の股関節に激痛があり、その際に整形外科で受診して、痛み止めなどしているうちに、しばらくしたら痛みがなくなったとのことでした。
2019年6月26日 | コメントは受け付けていません。 |
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顎関節症で奥歯が当たって痛い
先日首の痛みと顎の痛みでご来院された患者さんのお話です。
初回の施術で首はかなり楽になられたようで、喜んでいただきましたが、顎がおかしい状態がまだ続いているようで、奥歯が当たると、痛みが出るという状況でした。
2019年3月8日 | コメントは受け付けていません。 |
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