当院の手技について
こちらでは当院における手技、テクニックについて詳しくお伝えしております。当院で使用しているカイロプラクティックの中でも効果が高いと言われているガンステッドテクニック、多次元操体法、さまざまな施術方法もご紹介しております。
カイロプラクティックについて
カイロプラクティック療法は、アメリカのD.D.パーマーによって創始された手技療法で、「カイロ」とは「手」、「プラクティック」とは「術」を意味するギリシャ語の合成語です。
主に脊椎の異常に起因する神経系の変調がもたらす諸症状に対し、脊椎を調整することで、神経機能の正常化を図り、健康を回復する治療法です。
現在、アメリカを始めカナダ、オーストラリア等でも制度化されて治療・健康の保持に利用されております。我が国ではアメリカから伝わり、神奈川県では大正7年(1918年)県令をもって制定されました。
カイロプラクティック総論
カイロプラクティックは、人体の構造と機能、特に脊柱と神経の関連に重点をおきながら健康と疾病を研究する学問です。人間は、正しい姿勢を逸脱すると、健康を損ないます。
直立姿勢は、人間特有の骨格、関節、筋、靭帯、神経の発達を促し、神経の働きと関連して脊柱の役割を極めて重要なものにしています。
特に、ストレスや不自然な生活習慣の多い現代人は、脊柱の障害、骨の「ずれ」をもち、健康的な生活に支障を来しております。
カイロプラクティック療法
病歴聴取、骨のずれている部位の検査、各種テスト、カイロ検査器具等で健康状態を調べ、その検査に基づいて施療を行います。
治療法は、主として脊柱と骨盤に対する施術であり、補助的に物理療法を使用する場合があります。
カイロプラクティックの有効性について
骨のずれに対する施術による、脊柱の可動性の改善、痛みの緩和、神経機能の改善、内臓機能低下の改善が研究によって明らかになっています。
特に、ニュージーランド政府調査委員会が行なった報告、英国医学研究委員会が10年間費やした研究報告など、カイロプラクティックの有効性を指摘しております。
世界保健機関(WHO)にも認められているカイロプラクティック
多数ある手技療法でカイロプラクティックは、その医学的理論に基づいた有効性と客観的・理論的安全性がWHOに認められております。
椎骨のサブラクセーション(骨のずれ)が起こると
椎骨のサブラクセーション(骨のずれ)が起こると以下のようなことが起こります。
■若いときに椎骨サブラクセーション(骨のずれ)が矯正されなければ、青年、成人になると骨の退化が進行する速度が速くなります。そしてさらに放置することで骨の癒着状態になり、その状態のまま高齢者になると骨の癒合が起こってしまいます。
■神経圧迫により支配を受けている筋肉が、過緊張を起こしたり、筋肉の麻痺が起こります。
■神経圧迫が起こると、脳からの自然治癒力が低下し、病気にかかりやすくなったり、抵抗力を失ったりします。
■神経圧迫が起こると、体の免疫力が低下します。
■神経圧迫が起こると病気と闘う力が低下します。
■各内臓が必要としている栄養分やエネルギーを送ることが出来なくなります。
カイロプラクティックの施術によって神経圧迫から解放されると次のようなことが起こります。
■体のすみずみまで、脳から100%のエネルギーが伝わり、各細胞、組織は100%の生命エネルギーを得ることが出来ます。
■良質の免疫力を作り出すことが出来ます。
■自分の力で、自分の体を修理することが出来ます。
■痛み、しびれなどを取り除くことが出来ます。
■病気になりにくい体を作ることが出来ます。
■各内臓へ必要とする栄養分を送ったり、エネルギーを送ることによって、健康な内臓を維持することが出来ます。
カイロプラクティック関連リンク
ガンステッドテクニックについて
カイロプラクティックにもさまざまなテクニックが存在します。その中でも効果の高いテクニックと称されているのがガンステッドテクニックです。
アメリカ人のC.S ガンステッド博士が創始したカイロプラクティック・テクニックで、最小限の力で最大限の力を発揮するというテクニックで痛みもほとんどありません。
通常のカイロプラクティックのテクニックだと、2次元的にゆがみをとりますが、
このガンステッドテクニックは3次元的にゆがみをとるため、通常のカイロプラクティックテクニックよりもはるかに効果が高いと言われています。
しかし非常に高度な技術が必要なため、日本でもこのガンステッドテクニックを教えている専門学校もほんのわずかで、使える先生もごくわずかしかいません。
私自身、このガンステッドテクニックの難しさは実感しています。通常のディバーシファイドテクニックに関しては、1年もあればある程度出来るようになりましたが、
ガンステッドテニックは何年にもわたり、毎日、何度も何度も繰り返し練習することで、ようやく使えるようになりました。
ちなみに私が学んだ先生は、このガンステッドテクニックに関しては、おそらく日本でも数本の指に入るくらい優秀な人物です。
その方から直接学び、その先生もいまだに現役で数多くの臨床を経験されています。
このガンステッドテクニックについて、昔言われたことで、
もっとも印象に残っていることは、「ガンステッドテクニックは奇跡を起こす」ということでした。
最初はその意味がわかりませんでしたが、私も臨床を重ねるにしたがって、どんどん難しい患者さんと出会い、その患者さんに奇跡のような回復を起こすことも経験しました。
ときには患者さん以上に、その効果に驚かされることもありました。それくらいガンステッドテクニックは奥深く、素晴らしいテクニックだと思います。
私はいろいろなテクニックを取り入れて施術を行っていますが、このテクニックについてはすべての患者さんに使っていますし、他のどのテクニックよりも優れていると実感しています。
ちなみにこのテクニックの考案者であるガンステッド氏は、アメリカに世界最大級のガンステッドクリニックを作り、一日に数百人の患者さんの施術にあたったとのことです。
操体法(そうたいほう)について
操体法とは体全体のゆがみを整え、筋肉を効果的に緩める手技です。
操体法は、昭和16年ごろ、仙台の医師 橋本敬三氏が 高橋迪雄(みちお)氏の正体術矯正法の理論をもとに考え出されたテクニックです。
体に痛みや張りを感じるとき、痛い方向から、痛くない方向・張りを感じない、楽な、気持ちいい方向にゆっくり動かし、最後にすっと力を抜くと歪みが解消されるという方法です。
実は人間の体は気持ちよくなる方向へ体を動かすことで、自然に元の良い状態に戻るように出来ています。例えば寝ている時に寝返りをうつのも、寝ている間に体が歪みを整えようとしているのです。
簡単に言うと、これを施術として行なっているのが操体法なのです。
また操体法の考え方としては、体の下の方から問題が発生し、それが上に連動して体の歪みが出てくるという考え方があります。
例えば、足首に問題が起こると、それが膝の痛み、腰痛になり、肩こりや頭痛につながります。またそのまま体の歪みを放置しておくと、胃腸などさまざまな内臓器官の問題を発生させ、いわゆる病気という形に発展してしまうのです。
したがって、さまざまな病気の原因として体の歪みが影響していると考えられるのです。
つまり体の筋肉はすべてが連動しています。一箇所が悪いと、それに連動して、他の部位まで筋肉の緊張など問題が伝わってしまうのです。
操体法は体の連動を利用して、わずかな動きで体全体の歪みを整えていきます。一箇所一箇所施術するよりも、この連動を利用することで、より短時間ではるかに効果の高い施術が出来ます。
当院ではこの操体法の進化した形である、多次元操体法を施術に取り入れ、カイロプラクティックと合わせて、大きな効果を生み出すことが出来ています。
その他、当院で使用している手技について
カイロプラクティック関係のテクニックでいうと、ディバーシファイドテクニックなどがあり、これも患者さんの症状に合わせて使用します。
より専門的なテクニックとしては、四十肩、五十肩のためのテクニック、股関節を調整するテクニック、顎関節症に有効なテクニック、手首、足首、股関節の調整、
O脚矯正のためのテクニックなど、通常の施術とは異なったテクニックなども使用しています。
また現在はMB式整体というものを中心に行っております。こちらも非常に効果のある施術法になります。是非一度お試しください。
みやびカイロプラクティック療院
〒177-0053東京都練馬区関町南2-21-8コーポ栗原1階
電話番号 03-5991-9148
吉祥寺駅からの距離 1.5km